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パワーポイントでのプレゼンの基本とは?

ichiba hideki

2014/01/25(最終更新日:2014/01/25)


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パワーポイントでのプレゼンの基本とは? 1番目の画像
 パワーポイントを使ったプレゼンで上手く見せる基本は、スライドに内容を盛り込み過ぎない事。肝心な伝えたい事はあなたのプレゼンで伝えるのであって、スライドはあくまでその補助でしかありません。そして、パワーポイントをちょっと使い馴れて来ると、アニメーションや、ちょっとした効果を憶えたのが嬉しいのもあり頻繁に盛り込んでしまいがちですが、シンプルなスライドがいちばん、プレゼンでは訴求力があるのだ、と言う事。ここでは、2つの上手く見せるための基本をご紹介します。

1.スライドには文字を羅列しない 

 スライドを作成する際に、つい陥りがちなミスは、1枚のスライドに沢山の文字を羅列してしまいがちな事。ハッキリ言って、それを見て分かるのは作ったあなたとあなたのチームの方々だけで、肝心のプレゼン相手には、初見でパッと見ても、なにやらゴチャゴチャした印象で、せっかくの訴求したいポイントが上手く伝わらず、曖昧な印象になってしまいます。 

 プレゼンでの主役はあくまで発表者であって、スライドは補助でしかありません。ですからあなたのプレゼンのトークで、相手に上手く伝えるのが基本です。スライドにはワンフレーズやツーフレーズ程度、もしくは前年比との比較のグラフを、大きく左右に2つ配置するなど、スライドはスマートに作りましょう。それが、パワーポイントで上手にプレゼする際の基本です。

2. アニメーションなどの効果は「ココゾ!」と言う箇所だけにする 

 そしてもう1つ、スライド作成時に陥りがちなのは、アニメーションなどの効果をふんだんに取り入れて作成してしまう事です。スライドは、確かに作成している段階では「資料」なのですが、それは文書ベースの詳細な資料を作成しているわけではなく、あくまで、訴求する対象は、お客様です。そのいちばん肝心な事を忘れて作成してしまうと、なんだかゴチャゴチャとした、うるさい印象のスライドになってしまいます。 

 アニメーションは、例えば、縦棒グラフの棒が1本ずつ伸びていくとか、そう言った、お客様が見てわかりやすく且つハッとするような、「ココゾ!」と言う箇所で使うようにしましょう。そして、あとはスライドショーの状態にして何度も練習を重ねる事と、自分のために、ノート表示でプレゼンを印刷したものを準備して、プレゼンの「間」や流れを作っていきます。内容を諳んじるくらいになるまで練習をしましょう。そして、全体のアウトラインを決めたら、テーマに沿ってプレゼンを組み立て、わざと質疑応答の時にお客様から質問させるくらいがちょうど良いのです。 

 勿論、その想定もしておいて、あらかじめ資料を作成し、スライドも予備で作っておくとスマートで上手に映るでしょう。そしていちばん肝心な事は、5分なら5分、10分なら10分、とお客様から与えられた時間をちゃんと守る事です。10分の時間を与えられたら、9分以上は喋ってください。時間が超過したり、大幅に過ぎてしまうのは、お客様の貴重な「時間」を奪う事になってしまいます。

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