企業によって異なりますが、ある一定のシーズンになりますと会社間や部署間での移動が発生致します。皆様自身が異動する場合もございますし皆様に指導をしていました上司もまた異動する可能性も出てきます。特に上司が異動となると大規模な宴会が開かれたり、中には御礼の言葉等を送ることもございます。そこで今回、上司に御礼の言葉を送る際にどのような言葉を送った方がよいのかを記述致します。皆様に少しでも参考になればと思っております。
美辞麗句で御礼の言葉をまとめる
異動される上司がどのような方かは存じ上げませんが、時には皆様に嫌がらせを執拗にしてくる上司や憎たらしい上司がいらっしゃったかもしれません。しかし、そんな上司でも御礼の言葉を送る際には憎ったらしいと思いながらも美辞麗句でまとめ上げてスピーチをするようにしましょう。ここで皮肉の1つでも言ってやりたいと思っている方々が多いと思いますが、宴会の席や送別会の席は学生の頃の飲み会とは異なり、これもまたビジネスの現場です。
そのため学生のように子供でなく社会人として大人の対応を取りましょう。別段感謝している気持ちを持てとは言いませんが、表面上だけでも私は貴方のことをこれほど頼っていましたよと言ってあげれば、それだけで異動される上司へ好印象を残せます。それが後々になって、その上司が上の立場になった時に自身に返ってくる場合もありますので、今は憎ったらしい気持ちをぐっと堪えてスピーチをするようにしましょう。
詳細にお礼を伝えるのも一つの手
異動される上司にこれほどお世話になりましたと言うのは良く使う手段ですが、ここでどんな時に一番上司にお世話になりましたと思い出話の1つもしておくと上司の印象も良くなります。例えば何年の何月何日に異動される上司とAと言う会社に一緒に訪問した時のことは今でも忘れませんと言い始めます。
そこでこんなことを思っていましたでしたり、これほど上司が格好良く見えたことは無い等少々笑い話を含めて話されると、場も賑わいますし何より上司からしてみれば大したことでなくともあいつはその時のことを覚えていたんだなと思います。私もその手段を利用してスピーチをした際、上司が喜んでいるのか泣いているのか分からないほど涙を流していました。
ただし、思い出話を離す際に気を付けたいのが詳細に説明しすぎないことです。思い出話に何分も取ってしまうと、いつになったら話のおちがくるのかと長すぎると聞いている方々が飽きてしまいます。そのため思い出話はできれば2分から3分以内にはまとめ上げたいものです。
最後になりますが、異動される上司は例え嫌味な上司であったとしても常に皆様の上に立って見えない所で活躍されていた方々です。そのため最後のスピーチの時ぐらいは、例え嫌味な上司であったとしても社会人として美辞麗句で構いませんので、御礼の1つは送るようにしましょう。
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