プレゼンをしている側で、聞く側にとってはいくつか疑問点がでることもあるでしょう。そのような場合、プレゼンに質問の時間を設ける必要が出てきます。ですが、果たして、質問の時間はいつ頃設けるのがいいとされるのでしょうか。今回は質疑応答のタイミングについて話していきます。
質問のタイミングを最後に設ける場合
一つ目の質問のタイミングとして、プレゼンを最後に設ける場合が挙げられます。プレゼンを最後に設けることのメリットは、こちらの話がスムーズに進めることができるということです。話が途切れることもないので、内容が分かりやすく聞き手に伝えることができます。そのため、質問のタイミングとしては無難なものだということができるでしょう。
デメリットを敢えて挙げるのであれば、聞き手は質問を最後まで待たなければならないため、人によってはそれが気になり話しを最後まで聞けなくなってしまう可能性もあります。
ですが、聞き手が複数人いると考えた上では、質問は最後に設ける方法の方が確実ということが言えるでしょう。なお、最後に質問のタイミングを設ける場合は、最初に『最後まで質問を控えてほしい』という旨を伝えておく必要があります。伝えた上で、最後までプレゼンテーションを聞いてもらい、質問してもらいましょう。
質問のタイミングをプレゼンの最中に設ける場合
二つ目の質問のタイミングとして、プレゼンの途中に質問を受け付ける場合があります。途中で受け付ける場合のメリットとしては、インタラクティブなプレゼンが出来、聞き手の側にとっては嬉しいということです。その場で質問をすることができるため、聞き手の疑問がすぐに解消できるというメリットがあります。
しかし、デメリットとして、途中で話が途切れてしまうということが挙げられます。そのため、全体としての話の像が、聞き手によってはつかみづらかったり、分かりにくかったりすることもあるでしょう。また、プレゼンを行っている方の話が脱線してしまい、結果として分かりづらいプレゼンになってしまうことも考えられます。話が脱線してしまえば、どんなに良いプレゼンでも、話の構成が悪いと見受けられてしまうことでしょう。なので、途中で質問の時間を設ける場合は、一区切り終わったところで設けるのがおすすめです。
また、何度も途中で質問を受け付ける、ということがないように、途中で質問コーナーを加える場合は、1度間を取る程度にし、最後にも質問のタイミングを設けることがおすすめです。
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