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15分間のプレゼン・スピーチに必要な文字数とは?構成や成功させる方法を紹介

U-NOTE編集部

2018/08/21(最終更新日:2022/08/25)


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15分でプレゼン、スピーチをする場合、どのくらいの文字数ならば時間内に収まるのでしょうか。15分のプレゼン時間はしっかりと原稿を準備せずに挑むと、長くなりすぎたり、逆に持ち時間を大幅に残したまま終わってしまいがちです。

そこで今回は、15分というプレゼン時間内に最適な文字数とプレゼンのコツを紹介します。

 

15分間のプレゼンに適した文字数とは?

プレゼンで15分間スピーチするとなると、かなりのボリュームです。簡潔にまとめたスピーチの場合は、しっかりと原稿を作っておかないと時間を持て余してしまうでしょう。

では、どの程度の文字数の原稿を作成したらよいのでしょうか。

プレゼン前に知っておくべき1分間に話せる文字数

15分間のプレゼンでの文字数を紹介する前に、1分間で話せる文字数について確認しておきましょう。

話しのプロであるアナウンサーが1分間に話す文字数は「350文字程度」といわれています。

これを人前で話すことに慣れていない人に当てはめると、スムーズに話せないことも踏まえて「1分間=300字程度」が適切だと考えられます。

15分間のプレゼンに適した文字数は4,500文字

「15分もあるのだからこれぐらい話ができるだろう」と思っていても、予想より話の進行が遅れて、後半は駆け足で話をするというパターンになることもありえます。

先ほどの解説を元に、15分間のプレゼンに適切な文字数を算出すると「4,500字程度」。

もちろん4,500字というのはあくまでも目安です。自分の話すスピードや、プレゼンでの余白などを考慮しつつ、15分に見合った文字数で話すことを心がけましょう。

15分間のプレゼンに必要な文字数

  • 1分間に話す文字数は「350文字程度」
  • 15分間のプレゼンに適した文字数は「4,500文字程度」

 

15分間のプレゼンの構成

15分間のプレゼンは聞き手にとっては長い時間です。聞き手を退屈させないためにも、プレゼンの構成は重要となります。

一般的なプレゼンの構成に従って進めつつ、イントロダクションで相手の興味を引けるように勤めましょう。

一般的なプレゼンの構成
  • プレゼンの表題
  • 自己紹介や事前情報の共有(イントロダクション)
  • メイン
  • 締め・まとめ
  • 質疑応答

 

15分間のプレゼンで聞き手を集中させる方法

15分間のプレゼン・スピーチに必要な文字数 2番目の画像

4,500字という文字数が多いか少ないかは発表者の感覚次第になりますが、15分という時間は聞き手にとって短いようで長い時間です。

ただ単に原稿を読んでいるだけでは、聞き手が退屈してしまいます。退屈なプレゼンで居眠りさせないようにするためにも、15分間のプレゼンで聞き手を集中させる方法をチェックしておきましょう。

 

15分間のプレゼンを成功させる方法①:プレゼン資料を作成するときは“ストーリー”を考える

15分間のプレゼンを飽きさせずに、聞き手に聞いてもらう方法の1つ目は「資料を作成する上でストーリーを考える」ことです。

15分を3分で刻む、あるいは5分で刻むなどして、話にアップダウンをつけましょう。話自体に抑揚がなければ、時間が経つにつれて面白くなくなってきます。

途中で聞き手への問いかけやクイズなどを出して、一方的に話を聞くだけの時間にさせないなどの工夫をするのもよいでしょう。

 

15分間のプレゼンを成功させる方法②:冒頭5分間で聞く気にさせる

15分間のプレゼンで心得ることは、「冒頭の5分間で聞く気にさせる」ことです。

参加者全員は、積極的にプレゼンを聞きに来ているとは限りません。中には、職場の上司から命じられて参加している人もいるかもしれません。

自発的に来ているわけではない人にとって、15分間も人の話を聞くのは退屈なことです。ただし、話の内容に興味が持てれば、退屈な15分も「有意義な15分」に変わります。

プレゼンを聞かせる、というのは発表者の腕の見せどころ。冒頭でどのような話で関心を引くか、よく検討しておきましょう。

プレゼンを始める時の間の取り方

  • 聞き手に向かって一歩踏み出して、背筋を伸ばして立ち止まる
  • 聞き手全員に目を配りながら、ゆっくりと鼻から息を吸い込んで深呼吸をする
  • 聞き手に向かって明るい声で挨拶をする
  • 挨拶の後に深くお辞儀をして、上体を起こしたらプレゼンを始める

 

15分間のプレゼンを成功させる方法③:プレゼンで言いたいことを3つに絞る

15分間の制限時間内でプレゼンをする場合、言いたいことを3つに絞ることがポイントです。

「15分」という時間だけを見ると、たくさんの事を伝えることができると思えるかもしれません。

しかし、プレゼンが終了してから1時間もすると、聞き手はほとんどプレゼン内容を忘れてしまうもの。よほど関心を持って聞いているならともかく、そうでない場合は“2つ、3つぐらい”しか覚えていないものです。

あらかじめ言いたいことは最大でも3点に絞り、その3点を軸に資料を作成してみましょう。

15分間のプレゼンのコツ

  • ストーリーを意識した資料を作成する
  • 冒頭の5分間でプレゼンを聞く気にさせる
  • プレゼンで伝えたい内容は3つに絞る

 

15分のプレゼンでは4500文字程度で要点を3つに絞る

本記事まとめ

  • 15分のプレゼンの文字数の目安は、およそ原稿用紙11枚分
  • 15分のプレゼンのコツは、間の取り方や内容を工夫し聞き手を引き込むこと

「15分」という時間内でプレゼンを終わらせるためには、文字数に気を使う必要は最低限必要です。

しかし、それ以上に重要なのはプレゼンの聞き手に言いたいことが「伝わる」こと。言いたいことを3点に絞り、文字数も目安内に収めておけば、あとはプレゼン冒頭の5分間で聞き手を引き付けることが大切です。

「要点を3つに絞る」「文字数を意識する」「プレゼン冒頭5分で聞き手を引き付ける」この3つを守って、最高の15分間を聞き手に提供できるよう、準備を進めてみてはいかがでしょうか。

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