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プレゼンがキレイに見える文字数の目安とは?

ichiba hideki

2014/01/23(最終更新日:2014/01/23)


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文字数の目安とは

 プレゼンをする時には、いくつかのパターンがありますが、文字だけで説明をする場合は、持ち時間と文字数の関係が大切となります。資料はたくさん準備していても最後までキチンと話をするためにはペース配分が大切になります。

 その判断基準として1分間に200~250文字という目安があります。つまり3分なら、600~750文字が目安となります。この計算は単純に掛け算してOKです。この基準を理解した上で自分の持ち時間がキチンと説明できるように資料作成することが大切です。その上で構成についても十分に検討をする必要もあります。

文字数のバランスが悪い場合

 さて、話を少し変えますが、この目安の基準内に収まらない場合にはどのようなことが生じるのか考えてみます。文字数が多い場合は途中から口調が早くなるはずです。時間を気にしながら話をしていれば、このままでは終われないと気づくはずです。そうすると普通の人なら焦ります。焦りだすと口調が早くなるのが一般的です。口調の早い内容を聞かされる聞き手からすると、当然わかりずらいものとなります。そして場合によっては最後まで話ができないという状況も考えられます。これはもうやってはいけないことですが、話に締りがないので、何が言いたかったのかとほとんどの人が首をかしげるはずです。

 反対に文字数が基準内に満たない場合はどうかというと、予定よりも話が早く終わるので、その分は質疑応答などに利用できますが、内容が良くなければ、質問もなく、早々に場を切り上げる必要が生じます。

 しかし、基準内に収まらないよりも満たないほうが発表者としては話やすいはずです。そもそもプレゼンというものは、相手に伝えることを目的としています。相手に伝える為には、原稿を棒読みしてはいけないのです。さまざまなレクチャーも交えながら話をすることで相手の興味を引くことも必要なのです。ですので、目安よりも多少少ないのもOKです。その分言葉に強弱をつけながら、そして時には余談も話ながら行うことでよりインパクトのあるプレゼンになるはずです。

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