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プレゼンで使える面白いスライドの書き方

ichiba hideki

2014/01/23(最終更新日:2014/01/23)


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プレゼンで使える面白いスライドの書き方 1番目の画像
 プレゼンを行うに際して、どうやったら聴衆を飽きさせないで伝えたい内容を聴衆に興味を持って聞いてもらえるでしょうか。これはいくつかの工夫をする事で可能になってくると思います。その工夫とは、プレゼンの基本構造を押さえた上で、しゃべり方と見せ方、つまりパワーポイントなどで作成するスライドなどを面白くするという点です。

プレゼンの基本

 プレゼンそのものの基本構造は、「つかみ」「本題」「まとめ」です。冒頭の段階でプレゼン全体の概要を説明すると共に、聴衆に「面白い」と思ってもらって、一気にプレゼンの世界に引き込まなければなりません。そして本題で自社の製品やサービスなどそのプレゼンで伝えたい中核となる内容を要点を絞って分かりやすく解説し、最後にまた全体の要点をまとめます。つまりプレゼンの全体を通して何回か要点となる部分を垂範して聴衆に伝える事になります。

 こうした基本構造と合わせて、プレゼンのスピーカーとしては、しゃべり方を工夫しなければなりません。たとえ持ち時間15分という短いプレゼンの持ち時間であっても、聴衆にとってつまらないものであれば、全くスピーカーの言っている事は耳に入ってこなくなってしまいます。話す上で大事なのはメリハリと抑揚をつける事です。声はもちろん大き目である事が大事ですが、ポイントとなる部分へ向けて、緩急を付けるのです。スライドに関してもそうしたメリハリに合わせてまとめて行く事になります。

プレゼンで使える面白いスライドの書き方

 面白いスライドの書き方の常道としては、アニメーションの適切な挿入です。あまりにアニメーションを入れすぎるとくどくなりますので、1スライドには一つのアニメとか、間にアニメーションが入らないスライドをはさむなどの工夫は必要です。

 また、こうしてあくまで基本を押さえた上で、少し外して行くと面白味が出てくるでしょう。例えば、冒頭で疑問を投げかけるようなやり方です。その時のテーマが「質の良い眠りが出来る寝具」であったとしたら1枚目のスライドや表紙に「眠らない事が最良」などと書いてあったらプレゼンが始まる前に聴衆はそれを見て、「なにを言ってるんだ?」「一体なにを話してくれるんだろう?」と思ってもらえる事でしょう。

 そして本題として「質の悪い寝具で眠るくらいなら、眠らないくらいのが良いです」とつなげるわけです。幾分奇をてらう部分もあるかも知れませんが、短い時間とワードで聴衆を引き付けるにはこうしたCMで行われているような手法をスライドでも使ってみるのも良策だと思います。

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