仕事を行っていけば必ずどこかで休暇を取得しようと考えると思います。休暇を利用して旅行に行ったり、海外へ行って見聞を広めたりと用途は様々かと感じます。しかし、休暇を取得する前に必ず行わなければならないのが上司へ挨拶することです。休暇を取得するだけだからそんな細かいことしなくても良いのではと感じる方が多いと感じますが決してそのようなことはございません。それでは、なぜ休暇を取得する前、そして休暇が終わった後に上司へ挨拶しなければならないのか。
自分の代わりに仕事をしてくれた人を確認するため
休暇前後に上司へ挨拶にするのは仕事の状況を判断するために必要となってきます。例えば貴方が休暇を取得している間、もし貴方のお客様から問い合わせや急ぎの用件が来た時にどなたが貴方の代わりに行ってくれるのかと言う状況が発生しかねません。私の部下にもいましたが、私に休暇を取得するだけ言って、代わりに部下の仕事を担当する方がどなたかが分からなくなってしまったことがあります。そのため上司への挨拶には貴方がいない間どなたが代わりに貴方の仕事をしてくれるのかと言うことも含めて挨拶の必要性があるのです。
もちろん貴方の代わりに行ってくれる方にも挨拶を忘れてはいけません。またお客様にも連絡が必要となってきます。もし仕事が立て込んでいて時間が無いと言った方がいらっしゃいましたらメールだけでもお客様先に送るのがマナーです。そうすればお客様もどなたが代わりに担当してくれるのか安心していただけます。
休暇時に不祥事を起こしてないかを報告するため
休暇後には会社で働いている皆様にお土産の1つや2つは購入してくるとは思いますが、お土産を皆様に配る前に必ず上司へ挨拶に行きましょう。そこで報告することは体調と休暇中に不祥事がなかったことを必ず報告しましょう。なぜこの2つを報告しなければならないかと申し上げますと、生存報告と不祥事が起きた際にどのような対処を取ればよいのか上司へ指示を仰ぐ必要があるからです。生存確認は来ればそれだけで貴方が無事なんだなと上司も理解できますので問題はないかと思いますが、問題は不祥事を起こした際です。例えば事故を起こしてしまったり他人に迷惑をかけるようなことをしてしまい罰則を受けてしまった等が挙げられます。
その場合はすぐに報告しなければなりません。会社によっては不祥事を起こした際にはこうしなさいと言ったようなマニュアルが上司に配布されていますので上司はその対応方法を熟知しています。そのため1人で悩むのでなく、上司と相談して解決していくようにしていきましょう。不祥事によっては会社の権威を傷つけることもございますのでなるべく早めに報告しましょう。
最後になりますが上司への挨拶は必ずと言って良いほどしなければなりません。上記のことももちろんですが、貴方の代わりに働いてくださっている方もいらっしゃいますので挨拶は必要不可欠なものです。面倒だなと思う方がいるかと思いますが、休暇前、そして休暇後の挨拶はマナーですので何度もしつこいようですが必ずしましょう。
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