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リーダーが知っておくと良い、結果の出せるチームになるための仕事の進め方

Shingo Hirono

2014/01/23(最終更新日:2014/01/23)


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リーダーが知っておくと良い、結果の出せるチームになるための仕事の進め方 1番目の画像
 スポーツチームでもリーダーなりキャプテンの存在は欠かせません。いろいろとリーダーの資質、条件がありますが、端的に言えば「人望、責任感、先見性といざという時に頼れる人」だと私は常日頃思っています。このようなリーダーをまず選出してリーダーの指示、決断を一任して進めた方がチームは意外とまとまるものです。

 一見、独断と思われますが条件が揃ったリーダーが存在すればチームの意見がバラバラで二転三転する、行動の歯車が合わない、主義、主張が多く、結果が出ない。といった「仲間意識の欠如」を防止出来るはずです。リーダーはそれも考慮に入れ、チームの中でポイントとなる人材を適材適所見出して責任感のある仕事を与えれば、チーム内競争も芽生えてくる事を知っているはずです。

親近感のある指示だしを行う

 チーム全体で動く仕事とチーム内競争を経て他のチームに勝つ仕事。とあるように思えますが基本はチームの勝利です。従ってチーム内で競い合わせて活気、やる気を高揚させるのが、まずリーダーの仕事です。人を見る力、偏見なき仕事の分配も当然ありますが、テーマを出しても動かないチームスタッフが入れば全体の士気が低下します。足を引っ張る人間には「何がいけないのか?」を説明して、説得ではなく納得いった上で再度、行動を起こさせる必要があります。

 昔は、皆の目の付く所に成績表を貼り出して競争させたりしましたが今はそういうことをしても「しない人間はしない、する人間はする。」と思った方が良いです。正直、未来のリーダーとして自社の核となる人材育成をするならば、あまり効果的な方法とは思えません。それより、彼らの目線に立ってある程度、親近感あるリーダーで有りつつ、成長を辿っている過程ではあまり指示(口うるさく)しない方が本人達もリーダーの存在意識と「あの人に頑張って見よう」という気持ちが生まれるはずです。こういうチーム集団を作れる人がリーダーです。

「報・連・相」を義務付ける

 ただ結果ありきの仕事です。仕事は作業ではありません。自分達で考え、行動して貰わなくてはなりません。またリーダーにはリーダーの仕事が有るので「報・連・相」を義務付けないと人は怠けるものです。また良い報告が出来た、連絡が出来た証拠がないと次に躓いた時に立ちあがる速度が遅くなります。個々の報・連・相よりもむしろチームで進める仕事は全体でミーティングした方がその場で考えの共有が出来易いので、後に引っ張る無駄な時間を軽減させる事が出来ます。

 足並みが揃えば「とんとん拍子」になることも有りますが反面、足並み、歯車が乱れるとその逆の結果を招くものです。「彼には負けない」という競争意識の中で切磋琢磨しつつも「チームあっての仕事」という助け合いの精神と個々の能力を伸ばす舵取りの出来るリーダーの存在がチーム力を何倍にも向上させる仕事の進め方と言えるでしょう。

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