HOMEビジネス 分かり易いプレゼン資料を作成する上で知っておきたい「時系列」の使い方

分かり易いプレゼン資料を作成する上で知っておきたい「時系列」の使い方

Yuta-Hoshi

2014/01/22(最終更新日:2014/01/22)


このエントリーをはてなブックマークに追加


分かり易いプレゼン資料を作成する上で知っておきたい「時系列」の使い方 1番目の画像

 プレゼンの方法論には全体から部分へとまとめたり、エスカレーション手法を用いたりと、色々な方法がありますが、ここでは時系列を使った方法について紹介します。例えば太陽の移り変わりを測定する場合、通常0時、1時、2時、3時…と時間通りに測定し、結果も時間軸に沿ってグラフに記入することにより、流れが分かりやすくなります。

 ですが、仮に1時、5時、4時、7時…の順に測定し、そのままグラフに記入したとすれば、当然結果も分からないものになり、意味も分からないものと変わるでしょう。そのようなことはプレゼン資料においても言うことができます。プレゼン資料は、時系列に並べ替えることで非常に話がテンポよく進み、内容も分かりやすいものへと変わります。しかし、もし無茶苦茶な順に資料を並べてしまえば、話も分かりずらい物になってしまうのです。それでは、どのような時系列でプレゼン資料を作成するのがいいとされるのでしょうか。

結論を先に言うことで明確なプレゼンが可能

 プレゼン資料の順には、一定の型が設けられています。まず、各スライドにおいては、大事な事、結論を先に言ってしまう、ということがポイントです。英語などの語順もそうですが、結論を先に言ってしまうことで、明確なストーリーを展開をすることができるのです。また、1枚のスライドにおいては、見出しや本文に文字の大小を設けることで、読む順序などの時間的な流れを表現することもできます。

 更に、内容を時系列に並べる場合、図にもそれにふさわしい図形があります。例えば左から右に指す矢印を使った流れ図形や、矢印など、それらを用いることで更に話の流れが見えやすくなり、相手に分かりやすく伝わります。

シナリオをつけ、訴求力の高いプレゼンを

 全体部分を通して見た時に重要になることは、序論、本論、結論の順に話が展開されているか、ということです。序論では、これから伝えようとしていることを説明します。次に、本論では内容をストーリーに沿って説明します。そして最後の結論では、再度ポイントを纏めて、明確に話を印象付けます。この場合、序論と結論は簡単に、本論を具体的に、詳細に語ることで、より流れがよくなります。

 適切な順序のプレゼン資料は、聞き手に分かりやすさを伝えるとともに、理解を深めるという役目もあります。そのため、時系列に伴った資料を作成するということは非常に重要なことになってくるのです。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード