会社の飲み会は、嫌な上司や同僚がいたり、気を遣う事も多く、楽しめない人が多いと思います。お酒が入ると説教話を始める上司や、あからさまにゴマをする同僚や後輩がいたりなどマイナスイメージが多く、付き合いだから仕方ない・・・という気持ちで参加している方も多いのではないでしょうか。しかし、会社の飲み会は、上司を味方に付けるチャンスでもあります。飲み会での質問の仕方で、上司から可愛がられ、仕事がやりやすくなったりプラスになると、飲み会も楽しくなるはずです。
1. 上司のタイプを探る
まずは、上司が、どのタイプかを探ります。
自分の話をしたい性格 or 他人の話を聞きたい性格
自分の話をしたい、聞いてもらいたいという上司の場合は、質問の内容に上司自身の事を入れた方が良いです。「こういう時に上司ならどうしていましたか?」という風に、上司が自分の経験を話せるような質問内容にします。他人の話を聞きたい上司の場合は、自分の経験を細かく述べて、最後の結論部分だけ良いか悪いかの判断をしてもらうのが良いです。「こういう時に、こうやって、結果こうなってしまいました。これって正しいですか?」という風に、最終判断の部分だけ質問するのが良いです。
おしゃべりorおとなしい
おしゃべりな上司の場合、人の話を聞くのが苦痛に感じてしまい、長々と質問していると、逆に苛々させてしまいます。おしゃべりな上司には、一つの事を根ほり葉ほり聞くのが良いです。「この間の件の事で、聞いても良いですか?」から始まり、いつ、どこで、誰と、何を、どうやってを駆使して、語ってもらうのが良いです。おとなしい上司の場合は、「この間の件の、上司が一人でやられたのですか?」などYESとNOで、答えられる簡単な質問が良いです。
真面目 or 軽い
お酒が入ると難しい言葉を使って語る上司などは、論理的な質問が喜ばれます。「自分の立場とお客様の立場で求めている物が違う場合は、どうしたら良いですか?」など、第三者的な目線で語る、社会的立場に立ってみて語ると良いです。冗談が好きだったり、面白い事を言うのが好きな上司には、こちらの質問にも、少しジョークなどを入れて質問するのが良いです。自分がミスした事を面白く語って、「これって駄目でしょうか?」など質問も軽い感じが喜ばれると思います。
2. 質問するタイミング
次に質問をするタイミングですが、飲み会の序盤が良いと思います。乾杯が終わり、少し和気藹々とした所で、すぐに話しかけるのが良いです。お酒が入ってしまうと、覚えてなかったり、他の人に上司をとられて話す事ができなかったりします。また、立場が上になると、近寄り難くなり、若い人だけでまとまって座り、そこで話が弾んでしまう事もあり、疎外感を感じる事もある様です。そこで自分に近寄ってきて部下は、とても可愛いと思うわけです。席が離れている場合は、お酒を注ぎにいった時に話しかけるのが良いです。上司のグラスに目を配り、タイミング良く上司の元へ行きます。そこで「仕事の事で聞きたい事があるのですが・・・」と話かけると、隣に座る事ができます。
3. 質問する時の注意点
質問内容だけではなく、質問する時にも注意する事があります。
質問する時は上司に取り入っていると思われないようにする
上司から可愛いと思われても、職場で嫌われたら意味がありません。事前に、今日は上司に聞きたい事があるとか、上司に話があるなど、周りに、それとなく言っておくのも良いと思います。
褒めすぎたり、持ち上げすぎたりしないようにする
上司の経験話を聞いて褒め称える事は大切な事ですが、上司本人も、度が過ぎると嫌な気持ちになりますし、周りもしらけてしまいます。
飲み会という事を忘れないようにする
質問内容ばかりに目を奪われず、グラスをチェックし、上司が気持ち良くお酒が飲めるようにしましょう。また飲み会の席に、仕事の話をして申し訳ありませんという事も伝えて置くと、良い印象になります。
最後に、上司に質問できて良かったという気持ちと、話を聞く事ができて良かったという感謝の気持ちを、言葉にして伝えると良いと思います。実際に言われると恥ずかしい気持ちもありますが、嬉しいものです。上司と一緒に仕事できてよかったなども添えると、可愛いという気持ちが増すでしょう。
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