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会社の「新歓」に参加するにあたって押さえておきたいマナー

Shingo Hirono

2014/01/22(最終更新日:2014/01/22)


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会社の「新歓」に参加するにあたって押さえておきたいマナー 1番目の画像
  会社の新歓とはお酒の席であなたの立ち振る舞いを上司や先輩は何気なく見ているものです。新人社員が主役なのですが、それはあくまでも表向きで有って「気遣い、話し方、行動」等を見ているものです。大抵、上司は冒頭こんなことを言うでしょう。「君達も縁があって入社したので、短い時間ですが今日はささやかですがこういう場を設けたので楽しい時間を過ごし明日からまた一緒に頑張りましょう!」と。月並みなコメントですが、多少緊張が解れるものです。

 しかし、新歓の宴の時間は、終わるまで気を抜いてはなりません。あなたが社内で過ごしている初々しい姿がこういう場でどういう姿として映るのか?会社の諸先輩方は見ているものです。ここでは、会社の新歓の際に気をつけておきたいマナーを紹介していきます。

先に現地に行っておく

 最初に歓迎と言っても先に現地に行っているのが常識です。後から遅れて来るというのはそこであなたの第一印象マイナス1点です。席は大体決まっているので、和やかに乾杯から食事に箸を付けて行きますが「遠慮はいらない」と上司に言われても先に箸を付けてはなりません。軽くグラスに入っている飲物を飲みつつ周りの雰囲気で箸を出すタイミングを見計らいます。しかし全く付けないのも失礼です。遠慮はしていないが、しっかり新歓に参加しているという意識と折角貴重な時間を会社の方々が設けて下さったという感謝の気持ちを忘れてはなりません。

携帯の電源は切るかマナーモード

 携帯、スマホの電源は切るかマナーモードにし何気なくチェックしないと「心ここに在らず」と思われます。またトイレや席を外す時は隣の方に行く先を言って席を立つのはがマナーです。お酒をついだり、グラスが空になっている方を見た場合、ビールを注ぐのはいいですが一言「まだビールで宜しいですか?」と確認を怠ってはなりません。もう別の飲物にしたかったのに勝手に注ぐのは気遣いが足りていません。また勝手に注文するのも一応歓迎会であること、この新歓の幹事が居るので自分で気遣いと思った事が却って迷惑りなる事もあります。「食事を頂くマナー」も見ています。例えば女性なら膝にハンカチを。箸やおしぼりが乱雑に置かれていないか?取り皿の料理は残したままの放置状態になっていないかなど。普段のあなたがそういう場で出てしまいます。

羽目を外し過ぎない

 「酒は飲んでも飲まれるな」と良く言いますが仕事に慣れて戦力になった時や、同期と飲むなら多少の羽目を外すのもストレス解消には良いですが、今はとてもそんな立場ではありません。「新歓」という場であなたの社内で見られない言動や新しい発見を見られる場だと考えた方が無難です。これから社内の人と飲みに行く、食事に行く機会は嫌と言うほどあります。

 あなたがいつか新歓の幹事になれば分かりますが、仕事の多くは対人関係で人と人とのコミュニケーションが殆どです。飲み会の席だけでもあらゆる人間模様を垣間見るものでそれはいつかお客様、冠婚葬祭、地方の方と席を合わせる事であなたはより理解を深めるでしょう。仕事は出来るが、一度会社を後にしたら別人のように「気遣い、マナー」が出来ないでは、人は中々あなたに心を許さないものです。

 新歓は仕事に早く慣れ会社の歯車として息の長いスタッフになるためのエールだと思った方が良いです。大体、2時間程度です。しかし、その2時間であなたを見抜いてしまうマイナスの言動にならないように楽しんで頂きたいものです。

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