HOMEビジネス 部下を育成していく上で知っておきたい効果的な目標の立て方

部下を育成していく上で知っておきたい効果的な目標の立て方

Shingo Hirono

2014/01/22(最終更新日:2014/01/22)


このエントリーをはてなブックマークに追加


部下を育成していく上で知っておきたい効果的な目標の立て方 1番目の画像
  あなたの部下はどのような人ですか?恐らく簡単に答えるのは難しいと思います。なぜなら部下の人は長年連れ添った夫婦でもなく、親友と呼べる友人でもありません。そんな人を良く理解して成長させていくことはまず考え方を変える必要があるかもしれません。優れた塾の講師が生徒全員の性格を理解しているわけではないはずで、勉強の仕方という細い部分にスポット当てているからこそ学校よりも勉強が伸びるのです。

育成の考え方

 始めは部下の人に少しずつ仕事を覚えてもらうことが大切です。視野が広がったときに育成のポイントである、任せることをすることになると思います。そのときにどんな任せ方をするかによって今後の伸び方が変わると私は考えています。 例えば、いつでもフォローできるように一緒にやることもできます。ほとんど任せて失敗した時に学ばせることもできます。どちらもその仕事を覚えることはできると思いますが、部下育成の目標はその仕事をできるようにすることではないと思います。

 考えて仕事をさせること、それこそが一番必要です。その仕事はどういう仕事なのか、注意点は、効率よくやるためには、など考えることはいくらでもでてくると思います。そこで重要なのはあなたが一緒にいることだと思います。ここであなたが解答を用意する必要はなく、とにかく聞くだけです。そこで部下の方が話すことこそ個性なのです。

部下育成の目標

 先に出たように部下育成の目標はなんなのか。それは仕事ができるようになってもらうことだと思います。そこをゴールとしたときによりよい道順が作れればいいわけです。仕事ができることというのは漠然としてしまいますが、要は社内の戦力になることです。それは会社によっても違うはずです。始めてやるスポーツやゲームで経験者の人に圧倒的に負けることは当然です。やり方を知らないからです。サッカーはただボールを蹴って走るスポーツではありません。相手を騙すことも必要で、逆に騙されないようにすることも大事になります。考えるスポーツなのです。

 仕事も考えなければ新しい仕事はできません。どんなに早く一つの仕事ができてもそれではステップアップができないのです。次に必要なスキルはなんなのか、それにはどう学べばいいのか、考えることはたくさん出てくるのです。考えさせることで自分にできること、やるべきことが見えるようにすることこそ大事だと思います。

 自分自身も考えることを続けないといけない、考えさせることなのだから当然のことかもしれません。偉そうに言っても自分も相手も人間です。精神的なことも必要になることもあると思います、信頼関係はあるに越したことはないです。まずあなたが目標とされるような人間になることがあなたの目標になります。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード