部下の育成に関する課題について考えてみました。私は以前に部下の育成に関わっていました。そんな中でどうしたらよかったのかとよく考えます。その部下とはいい関係を作れませんでした。私自身余裕がなく本人にばかり時間をかけている暇がなかったんです。それに私一人に任されているというプレッシャーや、部下が失敗すれば即私の責任になるという理不尽さを感じていたんです。部下にもいろいろな性格がありますので私の思いどうりにはなってくれません。今思えばこうすればよかったと思うことがあります。
部下の育成に関する孤独
部下の育成というのは大体1人に任される場合が多いです。色々理由はありますが、大体は人手不足です。現場は忙しいので教育だけに何人もかけられません。本来ならば教育こそ1番に大切にしなければいけません。そして人によって教え方や仕事の仕方が微妙に違うことがありますので、部下が混乱をしないようにという意図もあります。本来ならばこれでいいように思えるのですが、部下育成というのは責任が重く大変な役目です。なので教育担当は常に周りからの重圧に耐えなければいけません。上司の目は教育担当に向けられています。部下の過ちも教育担当のせいになります。そして部下はそのことを知ってか知らずか結構失敗します。
そのたびに本人ではなく教育担当が責められます。教育担当の教え方が悪いということになるんです。なので孤独になりがちになり本来の自分の仕事もままならなくなるのです。当然の話ですが教育担当にも自分の仕事があり、それも並行しなければならないのでそちらにも気を使わなければならないので疲れ切ってしまうのです。まず1番の部下育成の課題は教育担当を救うことにあります。
教育担当を孤独にしないためには
教育担当を孤独にしないためには周囲の理解と気遣いが必要です。教育担当が孤独になってしまう背景には1人に大きな責任が覆いかぶさってしまうことがあります。また周囲は部下の教育などをしたことがない方も多いので気持ちをわかってもらえないんです。責任が強い仕事をしているという周囲の理解は必要です。また部下の育成を1人に任せるのではなく、みんなで協力をしながら担当を適度に変えることが必要です。お互いに話し合い、何をどのように教えるのかを吟味し互いに情報を共用するのです。責任が分散しますし、部下にとっても自分に合ったやり方を自分の価値観で吟味することが出来ます。また人には相性というものがあります。
相性の悪い者同士が密着するのはお互いにとってストレスにしかなりません。それを防ぐ意味でも適度に人間関係を変えるのは必要なことなんです。これからの課題としては互いにコミュニケーションを取ることと会社全体で協力をしあい部下という一人の人間を育てていくという姿勢が大事です。現代の忙しい時代こそこういったことに気を付けるのは大事なことなのです。
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