会社と言う組織に入っていれば必ずと言っていいほど上司でも部下でも同じく円滑なコミュニケーションを求められます。上司であればこちらから話しかければ良いが、部下とのコミュニケーションを図ろうとすると何かと上手くいきません。特に新入社員を部下に持つと非常に厄介であり、この子達が何を考えているのだろうと言う課題に常に直面してしまいます。こう言っては大変失礼ではありますが、そんな考えの分からないような部下とどうすれば円滑なコミュニケーションを取ることができるのか。
一昔前のコミュニケーションの方法は通用しない
一昔前であればコミュニケーションの代表格であった飲みに行くことで全てが解決しました。よくテレビに出ているサラリーマンの方々も口を揃えて飲みに行けば全て解決と思っています。しかし、それが大きな間違いです。現在、若い方々は飲み会でコミュニケーションをとる飲みニケーションを嫌い、自身の時間を大切にしています。それでも部下は喜んで付いてきてくれるぞと言われてしまいますが、大多数の方々は上司の誘いだからと嫌々参加しています。そのため一昔前のコミュニケーション方法は通用しなくなってきています。ではどのような方法が有効的なのか。
この課題に対しての答えは社内で完遂致します。要は社内でコミュニケーションを取ればよいだけです。例えば退社する前の5分間から10分間を利用して現状報告と言って仕事の報告から悩み事を一緒に聞くのも良いですし、昼休みであればコーヒーの1本でも御馳走して最近どうだと言ったような世間話を数分するだけでも問題ございません。こちらから話すだけでも部下は心を開いてくれますし、勤務時間内にコミュニケーションを取っているので部下のプライベートの時間まで邪魔することもございません。
時には叱らずにいるのも一つの手
部下に対して叱ることも多いかと思います。すると部下は意気消沈してしまいやる気がなくなってしまってコミュニケーション所か益々関係が悪化してしまったと言った方がいらっしゃるかと思います。そんな時に有効なのが、時には叱らないことです。例えば、部下がある大きな失敗をしてしまい、その報告をしたくてもまた怒られると思いずっと隠していたとします。
通常であれば失敗したことと隠していたことの両方を大声で叱る所ですがここは堪えましょう。反対に部下が失敗してしまった理由を問いただしましょう。それも優しい声です。そこで長々となってしまっても構いませんので話を聞いていましょう。次に隠していたことについて咎めず反対に隠していたことが苦しかっただろうと言ってあげましょう。すると相手も共感してくれていると思い、部下もずっと話しやすくなります。
そこで最後に〆の言葉としてこの失敗を次に活かせる様にしろと一言付け加えるだけで部下の気持ちも沈むことなく、反対に次は失敗し無いようにしようと気持ちが高ぶります。私はこの方法を試しに行った所、いつも避けられていた部下とも円滑にコミュニケーションを取ることができるようになりました。もし皆様も円滑にコミュニケーションを取ろうと考えているのであれば上記のことを試しに行う事をお勧めいたします。様々な課題があるかと思いますが、部下とのコミュニケーションは重要な項目でありますのでなるべく円滑になるようにしていきましょう。
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