社会人にとって謝罪は付き物です。入社してから日が経たない新入社員は簡単な仕事であってもミスをしてしまい上司に謝罪する場面は多くありますし、ベテラン社員には責任の重い仕事を任され失敗してしまうことで上司に謝罪しますし部下の失敗を自分の上司に報告するために謝罪することも多々ありますよね。
考えて見れば職位が上がればあがるほど謝罪の回数は増えていきますし、どんなに優秀な人であってもミスは必ず出てしまうものです。しかし肝心なのはミスをしたという事実よりも、いかに早く上司にミスを報告し謝罪できるかなのです。自分のミスを知られたくないからといって放っておくと後々、更に大変な思いをするのは自分だけではなく同僚や上司なのです。ここではビジネス社会には欠かせない上司に上手に謝罪する方法を紹介していきます。
言い訳せずに謝罪する
もしあなたが遅刻というミスをしてしまったら上司にどのように謝罪しますか?「電車が遅れてしまって急いだのですが間に合いませんでした。すみません・・・・」「実は朝のアラームをかけ忘れて寝坊しました・・・・」など言い訳を並べても自分の信頼を失う、もしくは上司の機嫌を損なうだけです。まずは一言、謝罪するということが一番大事です。一例として遅刻を出しましたが仕事中のミスでも同じことが言えます。そんなこと当然じゃないか・・・と思われていても意外としっかり謝罪できていない方々はたくさんいます。中には中堅と呼ばれる社会人でさえもできていない事はあります。
例文として2つの謝罪方法を挙げると、『遅刻して申し訳ありませんでした。今後はこのようなことがないよう気をつけます。』『実は○○の作業途中でミスがあることがわかりました。申し訳ありません。今後どのように対応すれば良いでしょうか?』ポイントは単刀直入に結論から申告すること(言い訳はしない)、謝罪することです。ミスをした理由は上司から聞かれたら話しだしましょう。仕事中にミスしてしまった場合は、いつミスが起きたのか?自分が気づいたのはいつか?ミスをカバーするにはどうすれば良いのか?をしっかり話しましょう。ミスの理由を並べて自分を取り繕っても無意味ということを忘れないでくださいね。
謝罪する姿勢も大事
先程は謝罪の方法や言葉について触れさせていただきましたが今度は謝罪に対する体の姿勢についてもお話しします。まずはしっかり頭を下げて腰を曲げましょう。言い訳せず丁寧に謝罪をしても頭1つも下がっていなければ、ふてぶてしい態度にも見えてしまいます。この謝罪の動作についてもできていない人は多いです。話しをする時の目線にも注意してください。目線は逸らしたり相手の肩や手を見るのではなく、しっかり相手の目を見て話します。また何かをしようとするとき、謝罪に対して緊張しているときなどは自分が気づかない間に手が動いていることがあります。基本的な動作ではありますが上司のみならず誰かに謝罪するときは相手の目をみて手は垂直にし、腰を曲げて頭を下げましょうね。
本当に大事なのは謝罪した後
いかかでしたか?ミスは誰にも知られたくないものです。できることなら誰にも知られずに自分1人でミスを解決したいと思ったことは誰しもあるでしょう。しかし、新入社員はミスの解決方法がわからないから上司に判断を仰ぎますし、ベテラン社員は本当のミスの怖さを知っているからこそ同僚や上司、部下にミスを伝え、被害が拡大しないように報告、謝罪します。そしてミスをしてしまったら2度と同じミスをしないように自分なりに考え上司に報告しましょう。ミどんなに優秀な人間もミスをなくすことはできません。本当に優秀な人間とはもうミスしないようにするにはどうすれば良いのかを考えて実行できる人です。これらの事を参考の1つにしてミスをしたときは素直に謝罪しましょう。
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