仕事をする上で、「ありがとうございます。」といったお礼を述べる言葉は、ストレス社会の中では、人間関係の潤滑油になっています。もちろん上司と部下の関係もお礼の言葉一つで変わっていきます。つまり、仕事を任されやすくなったり、上司から注目されるようになることがあります。その為、上司へのお礼の言葉はとても重要になってきます。今回は効果的に上司に対して、お礼の言葉を使う方法を述べていきたいと思います。
言葉のバリエーションを豊富に持つ
ただ、毎回「ありがとうございます。」というのであれば、お礼の言葉が軽くなってしまう場合があります。そういう場合は、具体的にお礼を伝えたり気持ちを伝えると上司の心に届きます。たとえば、商談がうまくいかなそうな時に、隣からサポートをしてくださった場合、「あのとき、助け船を出してくださってありがとうございます。救われた感じがしました。」といった具合です。
また、具体的に上司にお礼の言葉を伝えなくても、上司を褒めることで、普段から感謝していることが伝わります。これは、後で感謝の気持ちをを思い出したり、思い返したときに使えます。たとえば、「尊敬しています。」、「私の師匠です。」、「経験に助けられます。」「見習いたいです。」などです。上司になってくると、責任が重くなったり、上司が少なくなってくるため褒められることも少なくなります。そのため、部下からの褒め言葉は、上司の気持ちを揺さぶる言葉となります。
上司の人柄に合わせて、お礼の言葉を伝える
つぎに、上司の人柄に合わせてお礼の言葉を使う方法です。 宴会が好きだったり、目立つのが好きな上司には発想やアイデアを自分の得意分野とします。そういう上司は、企画案を出してくださったりします。そこで、自分は頼られていないと悲観的にならず、「案を出すのがが好きなんだな」と思って、「ありがとうございます。流石です。」とお礼の気持ちを伝えます。
頑固でまじめな上司は、自身がこだわるため、部下にもそれを求めようとして、ときには厳しいこともあります。そういう上司には、「成長できます。ありがとうございます。」と、感謝の気持ちを伝えます。こういう上司は熟語が好きな場合が多いので、「感激」や「感謝」などの熟語でお礼を伝えるとより、効果的です。和を大事にする上司は、気配りを大事にしています。そこで、「~さんのおかげで助かっています。」と上司の『存在』にお礼を述べると上司の心にグッときます。
以上、上司に対して、お礼の言葉を使う方法を述べていきましたが、お礼を伝える上でとても大事なことがあります。それは常に「仕事は一人ではない」と肝に銘じることです。そう思っていると、自然と何かをしてもらったときに感謝の気持ちができて、上司の些細な行動でも気がつき、自然と言葉が出てくるようになります。媚びずに気持ちを込めるとお礼の言葉も上司に届くと思います。
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