プレゼンの目的は、相手に自分の主張をわかりやすく伝え、相手に納得してもらい、相手に何らかのアクションを起こしてもらうことです。例えば営業プレゼンであれば、最終的に相手に「自社の商品・サービスを買っていただく」というアクションを起こしてもらう必要があります。そのためには、「自社の商品が相手の課題を解決するものである」こと、簡単に言えば「自社の商品が相手にとって役立つものであること」を、プレゼンを通して、相手に納得してもらわなければなりません。
プレゼンを通して、自社の商品が相手にいかに役立つかを理解いただくためには、相手にとってわかりやすいプレゼン資料を作ることが大切です。そして、わかりやすいプレゼン資料を作るには、資料の内容を「箇条書き」で表現します。ここからは、なぜ箇条書きで表現するとよいか、さらに印象に残りやすい箇条書きの方法、箇条書きを作る際の注意点を見ていきましょう。
なぜ「箇条書き」で表現するか?
自分の主張を相手に理解してもらいやすくするためには、長い文章で書き連ねるよりも、端的に自分の主張を表した語句を的確な配置・デザインで示したほうが良いためです。例えば、パワーポイントに長々と文章が記載されていても、誰も読む気になりません。キーワードを、視覚的に訴えるフォントや色で示した方が、相手の印象に残ります。
印象に残りやすい箇条書きの方法
箇条書きを記載するにあたって、同じ文字のフォント・色・太さなど、表現方法を統一しましょう。
なお、箇条書きの項目の間隔も、均等にあけましょう。例えば項目が3個ある場合、「1と2の間隔」、「2と3の間隔」は均等としましょう。
箇条書きの項目は、3個を目安としましょう。
項目数が多すぎると、何が重要かが分かりづらく、かつ相手の読む気を失わせてしまいます。
箇条書きの表現方法は、より端的に伝えるために、体言止めが良いでしょう。
なお、ですます調でも問題ありませんので、箇条書きの内容・表現する内容によって使い分けましょう。
行頭文字を工夫しましょう。
数字(1、2、3)や記号(●、■)など、適切なものを使いましょう。
箇条書きの項目で、複数のレベル(階層)があるものは、インデント(行頭を下げる)を使いましょう。
インデントを使うことで、項目のレベル感が一目でわかります。
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