上司や人事を担当していると、社内の人や自分の部下を正確に評価するための能力が求められます。評価にばらつきがあったりすると、信頼も失いますし部下も一緒に仕事をしたいと思わなくなります。
部下を正しく評価するためには正しい評価の基準が必要です。ここでは、その基準の設定をする際のコツを2点紹介します。
5段階で評価
部下の評価をする際は、5段階に基準をつくりましょう。そして以下の5段階評価は部下に公表し、公平な評価をすることが大切です。
1. 情意評価:仕事に対する
2. 姿勢能力評価:仕事におけるスキル
3. 行動評価:具体的な行動
4. 成果評価:行動した結果
5. 業績評価:業績への貢献度
それぞれ数字化することは難しいですが、自分の中できちんとした基準を持って部下を評価することが大切です。
陥りやすい失敗
この時に上司が陥りやすい評価ミスというものがあります。その一番大きなミスとして「直近の印象で評価してしまう」ということです。
一番印象に残るのが評価をする直近の出来事であることは仕方のない事ですが、それまでの過程のことを忘れてはいけません。半期なら半期、1年なら1年という期間全体を通じてきちんと吟味をして、部下に対して正しい評価をしてあげるようにしましょう。
上司からの評価というのは部下のモチベーションを大きく左右するものなので、限りなく慎重にかつ正確におこないましょう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう