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【起承転結・例文】プレゼンの基本「起承転結」の書き方を理解しよう!

U-NOTE編集部

2018/10/31(最終更新日:2018/10/31)


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【起承転結・例文】プレゼンの基本「起承転結」の書き方を理解しよう! 1番目の画像

 失敗したプレゼンの多くは「起承転結」がきちんと組まれていないことがほとんどだ。どんなに内容を作り込んでも、「起承転結」が組まれていないと聞き手に内容が伝わりきらない。

 そこで今回は、プレゼンの基本である「起承転結」と「起承転結」にならったプレゼン構成の具体例を紹介したい。

 「起承転結」を組んで、聴衆にプレゼン内容をきちんと理解してもらおう。

プレゼンにおける「起承転結」とは?

本記事のまとめ

  • プレゼンの起承転結は、課題から結論までの流れを作るのに重要な構造

 プレゼンにおける「起承転結」は、それぞれ以下のような内容となる。

プレゼンにおける「起承転結」の内容

  • 「起」:プレゼンのテーマ/結論の提示
  • 「承」:テーマの深化/課題の詳細など
  • 「転」:課題の解決策の提案/聞き手側の不安の解消
  • 「結」:結論の再提示

「起承転結」にならったプレゼンの具体例

 上記のような「起承転結」の内容を、正しく組み立てるためにも具体例をチェックしていこう。

 2007年1月9日にiPhoneを世界に初公開した、スティーブ・ジョブズ氏のプレゼンを例に「起承転結」にならったプレゼンの具体例を紹介したい。

 それでは、スティーブ・ジョブズ氏のプレゼンにおける「起承転結」の概要をチェックしていこう。

【起承転結の例文】「起」:新商品iPhoneの提示(結論の提示)

 タッチ操作ipad、革命的携帯電話、画期的ネット通信機器。

 この3つが一体となったものがiPhoneである。

【起承転結の例文】「承」:iPhoneの位置づけの詳細の説明(テーマの深化)

 これまでの携帯電話は簡単だけれどつまらない、スマートフォンは楽しいけれど難しい。

 そこで今回我々が開発したのは、楽しくて簡単なもの。

 それがiPhoneなのである。

【起承転結の例文】「転」:聴衆が抱くiPhoneの操作に関する不安の解消(聞き手の不安の解消)

 スマートフォンのややこしいボタン操作をなくして、画面だけにした。使うのはあなたの指だけでよいのである。

 そしてミスタッチなどにも反応しない仕様にした。

【起承転結の例文】「結」:iPhoneの操作性や機能性を再提示(結論の再提示)

 タッチ操作、革命的携帯電話、画期的ネット通信機器。

 この3つが一体となったものがiPhoneであるのだ。

※上記動画は途中で終わっているが、最後にスティーブ・ジョブズ氏は結論を上記のように再提示して、プレゼンを締めくくっている。


 世界中のどんな素晴らしいプレゼンにも「起承転結」は組み込まれているもの。

 スマートフォン普及の引き金となった“iPhone”を初めて発表した、歴史的なプレゼンテーションにも「起承転結」はきちんと組み込まれているのだ。

 「起承転結」がきちんとしているからこそ、聞き手にプレゼン内容を伝えることができる。

 本記事でプレゼンの基本である「起承転結」の構造をしっかりと理解したら、ぜひプレゼン作成に活用してみてほしい。

 きっとあなたのプレゼンの成功率もグンと上がるはずだ。

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