営業活動に必須のツールである「メール」。
電話を使う程ではないちょっとした連絡や金額、日時などを知らせる連絡など、営業職のビジネスパーソンがメールを使わない日はない。
そこで今回は、営業マンが送り忘れてしまいがちな「営業訪問後の御礼メールの書き方」について紹介する。
営業訪問後のお礼メールの書き方&例文
営業訪問後にお礼メールを送る意味とは?
営業訪問後、その都度お礼メールを送信するのは面倒なことかもしれない。
しかし、営業訪問後のお礼メールを欠かさないことで相手に印象を残すことができ、契約成立につながる可能性が高くなる。
営業訪問後に律儀にお礼メールを送ることが、ゆくゆくはお客様との信頼関係構築につながると覚えておこう。
営業訪問後のお礼メールで伝えるべき内容とは?
営業訪問後のお礼メールを送る目的は「訪問させてもらったこと、時間を割いてもらったことへのお礼を伝える」ことが目的だ。
お礼を伝えるだけでなく、よりお客様に役立つメールとするためには「営業訪問時にお客様から“宿題”をもらい、営業訪問後のメールで宿題の回答・報告をする」ということをしよう。
営業訪問後のお礼メール文面例は以下の通りだ。
【例文】営業訪問後のお礼メール
-
<件名例>
本日はありがとうございました(A社山田)
<メール文面例>
●●様(お客様の名前)
いつもお世話になっております。
A社山田でございます。
本日はご多忙の折、面談の機会をいただき
誠にありがとうございました。
面談の場でいただきました宿題について、
下記の通りご報告申し上げます。
※ (以下、宿題の内容を記載)
今後、●●様のお仕事に役立つ情報がありましたら、
ご提供させていただきたいと存じます。
お力になれることがありましたら、
ご遠慮なくいつでもご連絡くださいませ。
何卒よろしくお願い申し上げます。
------------------------------------
A社 山田●男
〒123-4567
会社住所
会社電話番号
営業訪問時に“宿題”をもらう方法とは?
営業訪問後のお礼メールのポイントは「営業時にもらった宿題についての報告をする」ということ。
宿題への報告があれば、単なるお礼のみでなく、お客様に対する情報提供の責任をスピーディーに果たしていることになる。
また、お客様に最後までメール文面を読んでもらえるだけでなく、営業マンとしての信頼を積み上げられるのだ。
営業訪問時に“宿題”をもらうには「知りたいこと」を聞き出す
しかし、取引先やお客様へ報告をするためには、訪問時の面談でお客様から宿題をもらう必要がある。
言い換えると、お客様が知りたいことを聞きだす必要があるのだ。
そのため、営業訪問時は、お客様が知りたいことは何かを聞き出せるように努力しよう。
お客様と同じような課題を抱えている他社ではどのように対応したか、お客様の担当業務に役立つ情報は何かなど、面談時の雑談を通じて探り出すことが大切。
さらに、「お客様からの宿題」を獲得できれば、帰社後できるだけ早くメール返信することが必要だ。
可能であれば、営業訪問をした当日中にメール発信することが望ましい。お客様からの宿題を獲得できなかった場合は、※印の一文を除こう。
営業先と信頼関係を築く3つのポイント
上述したように、営業訪問後の御礼メールとは、お客様との信頼構築につながる可能性をもたらすものだ。
3 営業時や営業後は下記の3点を実行してみてほしい。
信頼構築に繋がる!営業時・営業後に心がけるべきポイント
- 営業訪問後のメールは、訪問日中に送信する(遅くても翌日中に送る)
- 可能な限り、営業訪問時の面談でお客様から宿題をもらい、その報告をお礼メール中で行う
- 営業訪問時は「お客様が知りたいこと」を聞き出す
営業訪問後にお礼メールを送るという行動を積み重ねれば、お客様からの信頼を勝ち取ることができるはず。
面倒かもしれないが、営業後はその都度お礼メールを送信し、他の営業パーソンに差をつけよう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう