社員同士で贈り合う「サンキューカード」または「サンクスカード」と呼ばれるカードをご存知だろうか?
「サンキューカード」は、職場の人間関係を円滑にし、たがいに高めあうことができるツールである。
今回は、そんな「サンキューカード」の目的と効果について見ていこう。
サンキューカードの目的:サンキューカードで職場の仲間へ「ありがとう」を伝えること
「サンキューカード」ってどんなもの? ①サンキューカードは仲間に「ありがとう」を伝え忘れないためのツール
サンキューカードとは、職場の仲間に宛て、用意されたカードにありがとうを書いて社内で交換されるカードだ。
感謝の気持ちを伝え合うことで、従業員間のコミュニケーションの活発化やモチベーションアップをはかる。
サンキューカードに書かれている「ありがとう」はさまざまだが、大きなことから小さなことまでどんな「ありがとう」も言われて嬉しいことに変わりない。
サンキューカードに記載する項目は、企業ごとに異なることもあるが、必須なものはありがとうを伝えたい相手の氏名・感謝していること・自分の氏名の3つだ。
職場により、サンキューカードの実施方法はさまざまだ。サンキューカードを直接渡す職場もあれば、全員が見られる状態で公開する職場もある。
また、紙媒体でなく、WEB上でサンキューカードをやり取りする仕組みを実施している職場もあり、自社に合わせたサンキューカードの形式を選択するとよいだろう。
日頃は「ありがとう」と思うことがあっても、感謝の気持ちを伝え損ねてしまうことが多いだろう。そんなときに、サンキューカードの制度があれば、感謝の気持ちを相手に確実に伝えられるのだ。
サンキューカードはどんなもの? サンキューカードの目的!
- 職場メンバーとコミュニケーション活性化
- 職場のモチベーションアップ
サンキューカードの効果:サンキューカードの「ありがとう」が生み出すモチベーション
「サンキューカード」ってどんなもの? ②サンキューカードを贈ることで職場全体のモチベーションが上がる
同僚から、後輩から、上司から、「ありがとう」と言われることは誰もが嬉しいもの。とくに形に残るサンキューカードであればなおさらだ。
しかし、普段感謝を感じるの中で、直接伝えられていない「ありがとう」が多くあることだろう。
小さなありがとうでも、きちんと相手に伝えることで相手のモチベーションは上がる。職場に「ありがとう」が飛び交うほど、社員一人ひとりのモチベーションは上がり、それは職場全体のモチベーションアップにつながる。
人から感謝されることで職場のコミュニケーションを円滑にするため、「サンキューカード」あるいは「サンクスカード」を贈り合う制度がある職場が増えているのだ。
「サンキューカード」は普段交わされているありがとう以外に、ほんの小さなありがとうや、言いそびれてしまったありがとうを逃さず伝えられるツールだ。
あなたの職場に「ありがとう」は溢れているだろうか? 職場の人間関係が円滑になり、かつ、モチベーションも上がる「サンキューカード」を取り入れてみてほしい。
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