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お金で幸せは買える?お金に幸福感を感じるのは年収750万円まで

Ryu

2018/08/22(最終更新日:2018/08/22)


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 あなたはいま幸せですか?

 「幸せはお金で買えるのか否か」という議論は、様々な場面でしばしば議論されてきました。しかし、その明確な答えはまだ見つかっていません。

 幸せの定義はその人自身が決めるものなので、これといった答えは導き出せないのです。ここでは、「幸せはお金で買えるのか」という問いに対しての一つの答えを提示します。それに対して、自分自身が考えている答えを導き出して下さい。

幸せはお金で買える。最初だけは。


 お金と幸せの比例について非常に分かりやすく説明しているこのムービーによると、アメリカ・カナダの場合は年収が750万円を越えた途端にお金に対して幸福感を感じなくなるといいます。

 なぜなら、人間は適応能力が高いからです。というのも、年収700万円くらいまでは幸福感を感じれるのですが、それが日常的になってくると慣れてしまい、特に幸福を感じることは無くなっていくというのです。 

 つまり、年収750万円まではその"お金"に対しての幸福感を感じることは出来ても、それを超えるとお金に対しては幸せを感じなくなるということです。

なぜ収入が増えると幸せでなくなるのか

 お金が増えるにつれて幸福感は減るという理論に対して、異論を持つ人も多いでしょう。しかし、そう言える理由がいくつかあるのです。

 その一つは、お金がない方が節度のある生活を送れるようになるからです。お金で幸せは買えないとはいえ、お金がないと幸せになれないことは真実です。最低限の生活を送るためには最低限のお金が必要ですが、たくさん持ちすぎると節度を越えた生活を送りがちになり、節度が乱れる確立が高くなります。

 ここでいう節度とは、限られたお金の中で生活を送り、モノの無駄遣いをせず、資源を大切にするような生活のことを指します。人として節度を持った生活を送るために、あまりにも多くのお金を持つことは絶対に必要なことではないのです。

幸福度と金額の大きさは関係ない

 幸福度とお金は関係ないとよく言われます。

必要な生活費の水準を下げて、家計が軽くなると、前述したように自由度が高まります。生きることが楽になり、幸せをたくさん感じられるようになります。例えば、、毎月、お給料をもらえてありがたい毎日、働いてくれてありがたい毎日、家族と食卓を囲めて幸せだな社会保障制度のある日本に生まれてラッキーだな税金を支払えることは豊かな証拠だなお金は便利な道具だな何があってもこれだけ貯蓄があるから大丈夫などと、一見当たり前のようなこともうれしく思えるので、使えるお金の量が多くなくとも幸福度は高まるのです。

出典: お金の量と幸福度が比例しない不思議 [家計簿・家計管理] All About


 何を幸せと思うかは人それぞれですが、お金に対して幸福感を感じることには限界があるということは、多くの議論から指摘されています。最初はお金のために働いてもいいでしょう。

 しかし、それにはいつか限界が来るということも知っておかねばなりません。お金以外で、毎日何のために働いているのかを考えることは、将来の幸せな人生設計のために必要なことかも知れません。


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