ビジネスで成功を目指すサラリーマンならば、「いつか独立してやるぞ」という決意を持っている方もいるのではないでしょうか。独立の前の選択肢として考えておきたいのが、副業として会社を立ち上げて起業するということです。ここでは、副業として起業を選択するメリットについて説明したいと思います。
いつか独立したいと思っている人は3割
リクルートの運営するキーマンズネットのアンケートによると、独立したいと考えているIT企業のビジネスマンは約3割いるそうです。一般的に独立志向が強いと思われがちなIT企業のビジネスマンですが、意外と独立したいと思っている人が少ないと思った方も多いのではないでしょうか。
独立したくない理由は「リスクがあるから」
独立したくないと思っている人の大半が、独立した場合のリスクが多すぎるという理由を持っており、また、独立したいと回答した人の中にも、実際は難しいと答えた方が多かったようです。
副業として起業するメリットとは
事業の失敗や収入を失うリスクを回避できる
副業で起業するメリットの中で1番大きいのは、多くの人が独立や起業の障壁と考えている事業の失敗や収入を失うリスクを回避することができる点です。収入源は本業にあるため、ビジネスの成功をじっくりと見極める余裕がありますし、もし失敗するとしても収入が入らなくなるということはありません。
自分のスキルアップに繋がる
起業することが自分のスキルアップに繋がるというのも大きなメリットの1つです。起業することで、サラリーマンとして働いていると気がつかないような経営者の視点を得ることができます。
本業との相乗効果も!?
さらに、本業とする仕事に対しても、良い効果が現れることが期待できます。起業することで得たアイディアや新たな視点というのは、確実に本業のビジネスでも活かすことが出来るでしょう。
副業で起業をする人は実際に増加している
GREEやコロプラは副業から事業を立ち上げている
GREEの創業者、田中良和氏は楽天に所属している際に趣味ではじめたSNSサイトからGREEを立ち上げることに成功しました。
また、現在業績が好調なコロプラも、馬場功淳氏が副業としてはじめた「コロニーな生活」というゲームが元となって独立につながっています。
起業を副業にすることを推進している企業も
起業を副業にすることによって本業との相乗効果が期待できるという話をしましたが、相乗効果を期待して、副業を推進する企業も増えているようです。ヤフーでは、社内ベンチャー制度として、優秀なエンジニアを社外の起業家育成プログラムに送り込むという取り組みを始めています。また、サイボウズでは、副業OKということを大々的に打ち出しています。
「起業する」と聞くと、大半の人がリスクを心配しがちです。しかし、副業として会社を立ち上げて企業することによってリスクを回避することができ、本業との相乗効果も期待できます。いつか独立したいと考えているビジネスマンは、起業を副業にする選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
企業の前に、まずは副業を軌道に乗せよう
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