HOMEビジネス 1日5分でできる「4行日記」という新習慣:日記は面倒くさいけど、効率よく日記の効果を得たい人へ

1日5分でできる「4行日記」という新習慣:日記は面倒くさいけど、効率よく日記の効果を得たい人へ

U-NOTE編集部

2018/08/28(最終更新日:2018/08/28)


このエントリーをはてなブックマークに追加

1日5分でできる「4行日記」という新習慣:日記は面倒くさいけど、効率よく日記の効果を得たい人へ 1番目の画像

 日記をつけて、日々の経験を振り返ることは自己の成長や計画力UPに繋がる。そして、なにより“継続する”ことで自分に自信を持てる。

 そういったメリットがあることをわかっているものの、なかなか日記を書き続けられないものだ。その大きな原因はやはり「面倒臭さ」だろう。

 日記をつけたいけど少し面倒くさい……そんな人におすすめの“1日5分”で取り組める「4行日記」を紹介したい。

4行日記とは?

1日5分でできる「4行日記」という新習慣:日記は面倒くさいけど、効率よく日記の効果を得たい人へ 2番目の画像

4行日記の構成は「事実」「気づき」「教訓」「宣言」

  4行日記というのは、言葉通り4行で完結する日記のことだ。

 FFS理論で有名な小林惠智氏によって考案され、多くの人に支持されている。

 書く内容は至ってシンプル。「事実」「気づき」「教訓」「宣言」の4項目を、4行にわけて書くのだ。

 4行日記をつけるメリットはさまざまあるが、主に次の4つがあげられる。

4行日記をつける4つのメリット

  • 1. 自分がどういう考えを持っているのかがわかる
  • 2. 自分の強みがわかる
  • 3. 自分の目標が明確になる
  • 4. 目標達成により近づける

論理的思考力、ポジティブさが身につく副次的効果も期待できる!

  その他にも論理的思考力を身につけられたり、思考や生き方がポジティブになったりなどと、副次的効果も期待できる。

 強みや自分の意見を文章にして可視化することで、自信につながっていくのだろう。

 今の自分に自信を持てず、少しネガティブになっているかもしれない……という人は、ぜひ下記から紹介する4行日記の書き方をチェックしてみてほしい。

4行日記の書き方とは?

1日5分でできる「4行日記」という新習慣:日記は面倒くさいけど、効率よく日記の効果を得たい人へ 3番目の画像

 さまざまなメリットがある4行日記だが、具体的にどのように書いていけばいいのだろうか?

 以下に4行日記の例を挙げる。「4行日記とはどんなものなのか」ということをイメージしてみてほしい。

【例文】4行日記の書き方

  • 1. 事実
    (例)4行日記を始めた
  • 2. 気づき
    (例)日記を書き続けることで成長することができる
  • 3. 教訓
    (例)継続は力なり
  • 4. 宣言
    (例)私は計画性を持った人間です

日記の書き方として知っておくべき「4行日記の各構成の役割」

1日5分でできる「4行日記」という新習慣:日記は面倒くさいけど、効率よく日記の効果を得たい人へ 4番目の画像

 では、以下からは4行日記の各構成についてもう少し深堀りしていきたい。

【4行日記の書き方】①:事実

 4行日記の1行目「事実」では、今日あった出来事を振り返り、一番印象に残っていることやアンテナに触れたものを一つ選んで書き出す

 自分の思いや感想を交えず、客観的事実だけを書くのがポイントだ。たくさんの出来事をずらずらと書くのではなく、一つの出来事をできるだけ単文で書く。

 事実に書く内容は、まさに「自分の行動」や「癖」を表している。またどのような事実を抜き出しているかで自分の考え方の傾向が掴めるのだ。

 4行日記の「事実」によく登場する出来事が、自分にとって優先順位の高いものとなるのである。

【4行日記の書き方】②:気づき

 4行日記の2行目「気づき」には、事実から得られた発見や感想などを書く。あまり深く考えすぎず、自分が直感的に思ったことを書くようにしよう

 ここに書かれたことから、自分がどのようなことを考え、何を見つけようとしているのかを知ることができる。

 4行日記の「気づき」に共通することが、自分の強みだといえるだろう。

【4行日記の書き方】③:教訓

 4行日記の3行目「教訓」には、気づきからどのようなことを学んだのかを書く

 自分に起こった出来事から学んだことを一般化、抽象化するとどうなるか、ということが教訓である。

 先の例にも出したように「継続は力なり」など、ことわざや慣用句をイメージしてもらうとわかりやすいだろう。

 4行日記の「教訓」によって、自分が目標とすべきことが明確になる。

【4行日記の書き方】④:宣言

 4行日記の最後は、自分がありたい姿を「宣言」する

 「宣言」では、自分がなりたい姿を現在進行形でなれているという仮定を言い切る形で書くことがポイントだ。

 「こうありたい」という姿を描き、そうなれている自分を想像して書く。ネガティブな言葉は入れないということにも注意したい。

 4行日記の「宣言」では、「教訓」同様に自分の目標が明確になる。宣言することによって、潜在意識の中に達成できている姿が描かれるため、目標達成に近付くはずだ。


 「事実」「気づき」「教訓」「宣言」——これら4つの要素は、連動するように書くと効果が上がる。

 とくに“気づき”から“宣言”にかけては流れが通じるようにすることでよりイメージしやすくなる。

 また1ヶ月ごとに日記を振り返る時間をとると、自分の成長を見ることができる。自己の成長を今ひとつ感じられない……という人は、ぜひやってみてもらいたい。

 4行日記は1日5分、寝る前に時間をとるだけで自分の成長につなげることができる。

 普通の日記は面倒くさいという人も、1日5分だと思えば取り組みやすいのではないだろうか?

 4行日記に関しては本も出ているため、より効果的な書き方を知りたい方はぜひ目を通してみてほしい。

 どのようなことにも共通するが、まずはやってみることが大切だ。その日の振り返りを今後の自分に活かしたいと思っている人は、今日から4行日記を書いてみてはいかがだろうか。



年収アップを目指す若手におすすめ!20代の転職なら「マイナビジョブ20's」

1日5分でできる「4行日記」という新習慣:日記は面倒くさいけど、効率よく日記の効果を得たい人へ 5番目の画像

 20代専門の転職エージェント「マイナビジョブ20's」は、登録者数の85%以上が社会人経験3年以内の20代という、若手に特化にした転職サービスだ。

 「若手だから年収アップは難しいのでは……?」「キャリアが浅いから相手にしてもらないかも」といった若手特有の悩みも、若手の転職事情を知り尽くしたキャリアアドバイザーが丁寧に解決。

 20代対象の求人を1000件以上取り扱い、職種・業種未経験OK求人も豊富に取り揃えているため、初めての転職でも安心して取り組むことができる。

 「今の待遇に少し不満がある」「より年収の良い企業へいきたい」「優良企業で年収アップを目指したい」という人はぜひ、一度チェックしみよう。


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード