プライベートの場面でも人の顔を覚えることは重要だが、ビジネスの場面ではより顕著になる。
一度会った相手の顔を忘れてしまい「どなたですか?」と聞いたら取引先の人だった……という経験をした人もいるのではないだろうか。
本記事では、名前や顔が覚えられない人のために、攻略法を伝授しよう。
田中角栄元首相から学ぶ!「名前が覚えられない」はまずい
ビジネスマンにとって、顔や名前が覚えられないことは痛手だ。
田中角栄元首相を手本に、名前を覚えることの重要性を見ていきたい。
【名前が覚えられないはまずい①】田中角栄元首相を手本にしよう
人の顔を覚えておくことは、ビジネスの面でとても有利に働く。
特に政治家は人の顔を覚えるのが得意だと言われるが、その中でも有名なのが田中角栄元首相だろう。
彼は一度会った有権者全員の顔を覚えていて、再び会うと「○○でお会いした△△さんですね」とすぐに答えられたというのだ。
本人も「俺は1万人の顔と名前を覚えられる」と言っている。
田中角栄元首相のように顔や名前を覚えられると、一体どのような利点があるのだろうか。
【名前が覚えられないはまずい②】名前を覚えて、人脈は広がる
現在SNSの発達や異業種交流会など、様々な人の名前に囲まれて私たちは生活している。
そのような中で人とのつながりの重要性も再認識されている。
少なくとも相手の名前と顔が一致することは全ての人に求められるスキルだ。
交流会で何度も会っているのに「初めまして」と言ってしまったり、顔を見て名前が思い出せず話が噛み合わなくなってしまったり、人の顔を覚えていないだけでチャンスは逃げてしまう。
様々な交流会やイベントに参加して人脈を広げたつもりになっていても、覚えていなければ意味がなくなってしまう。
「名前を覚えられない」とはおさらば!その克服方法とは
相手の名前を覚えるにはどうすればいいのだろうか。その方法をいくつかあげてみる。
【名前が覚えられない人への対処法①】相手の顔をよく見る
相手の顔をよく見て話すことを心がけよう。
人の顔を覚えられる人というのは、相手の顔をよく見ている場合が多い。
特に人が相手の顔を覚えるときに、一番強く記憶する部分が「目」だと言われている。
相手と話す時に目を見て話すといい、というのはこういったところからきているのかもしれない。
【名前が覚えられない人への対処法②】普段から名前で呼ぶことを意識する
日頃から相手に声をかける時に名前を呼ぶことを意識することもその方法の一つだ。
呼びかけの時に「○○さん」「○○課長」と最初につけてみたり、会話の途中で意識的に相手の名前を入れるようにする。
名前を入れることによって、常に相手の顔と名前を一致させることが習慣になり、初対面の人の名前も覚えやすくなる。
【名前が覚えられない人への対処法③】会った人はノートに書き出す
キャバクラで働いている女の子が使う有効な手法が、お客様の名前、特徴をノートに書き出すものだ。
彼女たちは仕事柄多くの人と接するため、会った人たちの名前や特徴を覚える必要がある。
例えば、「山田太郎 ○○会社営業部部長 身長が高くてがっしりしている」のような情報を書き出しておく。
「書く」という行為によって記憶も定着しやすくなる。ノートではなくても携帯に打ち込むのでも良い。
もちろんその人が目の前にいるのにノートを取り出して確認するわけにはいかない。
書いたあとも確認で見返すことも習慣にすることが必要だ。
【名前が覚えられない人への対処法④】名前をイメージで連想する
相手の名前から想像するものをイメージとして記憶するのも一つの方法だ。
文字というのは記憶しにくいもの。だから文字の代わりにイメージで記憶してしまうのである。
その人が「竹田さん」という人だったら、田んぼの側に竹が並んでいる様子を想像しながら相手の顔を見るのだ。
文字として覚えるのが苦手な方はぜひ試してみてほしい。
【名前が覚えられない人への対処法⑤】相手に興味を持つ
相手に興味を持つことは、名前を覚える上で重要だ。
どんなに覚えようと思っていても、自分が興味の持てないものや人を記憶するのは難しい。
田中角栄元首相が天性の記憶力の持ち主であったわけではない。
彼は強い目的意識があったからこそ、会った人の顔を忘れることがなかった。
【名前が覚えられない人必見】名前の覚え方
- 相手の顔をよく見る
- 普段から名前で呼ぶことを意識する
- 会った人はノートに書き出す
- 名前をイメージで連想する
- 相手に興味を持つ
本記事では、人の名前が覚えられない……という人のために、その覚え方について紹介してきた。
人の名前を覚えるのが苦手な人の多くは、対人関係に苦手意識を持っている。
まずは相手との会話を楽しみ、相手に対して興味を持つことから人の名前を覚えることは始まる。
本記事を参考に、多くの人と接触し、人脈を広げていってほしい。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう