HOMEライフスタイル ヒトゲノム情報をディスク5枚に収め、1万年後の未来に残すプロジェクトが発足

ヒトゲノム情報をディスク5枚に収め、1万年後の未来に残すプロジェクトが発足

下田裕香

2013/04/09(最終更新日:2013/04/09)


このエントリーをはてなブックマークに追加

ヒトゲノムの全塩基配列を解析するプロジェクトは、今から10年前の2003年に終了した。人のDNAに含まれる2万から2万5千もの遺伝子情報は、300ページ分の本130冊分を埋め尽くすほどの膨大なものだが、今回ネットで資金を集めるKickstarterのプロジェクトは、32億字分に上るこのゲノム情報をCDサイズのニッケルディスク5枚分に収め、遠い未来に残すためのもの。発起人のNanoRosettaでは、全世界で80人の“管理者”を募集している。

管理者は各大陸に最低1人は配置したい考えだ。管理者になるためには最低1250ドルの支援金を負担する必要がある。ただの支援者としての寄付は5ドルから受け付け、額に応じてディスクに刻まれる情報(名前・写真など)の量が異なってくる。ディスクは1万年、300代分の耐久性があるという。

その昔、ナポレオンのエジプト遠征で発見されたロゼッタストーンは、大昔に使用されていた文字や文化の解明に大きく役立った。そのデジタル版を後世に残そうと言うのがこのプロジェクトの目論見らしい。プロジェクトは6月2日が期限となっていて、現在までに11人の管理者が名乗りを挙げている。日本から手を挙げた者はいるのだろうか。


hatenaはてブ