
Taronga Zoo / Facebook
愛くるしいしぐさや表情が人気のレッサーパンダ。
ケガで母親と離れ集中看護に
その赤ちゃんが、同じレッサーパンダのぬいぐるみを抱きしめる姿が話題になっています。

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どちらもぬいぐるみのようですが、抱きしめているほうは本物のレッサーパンダの赤ちゃんのマイヤ。オーストラリア・シドニーの
タロンガ動物園で暮らす生後2か月のマイヤは、母親に口で運ばれているとき、首をケガしてしまったそうです。今は治療のため、母親と離れて24時間のケアを受けています。
ミルクの時も寝るときも一緒
そんなマイヤを癒してくれているのが、このぬいぐるみ。ミルクを飲んでいるときも、寝ているときも抱きしめているそうです。

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同園の
Facebookで「みんなにシェアせずにはいられなかった」と投稿された動画の可愛さに、キュンキュンする人が続出。
3日あまりで再生回数は3万5,000回にのぼっています。世話をしているタマラさんによると「このぬいぐるみを抱きしめたりしていると嗅ぎ慣れた匂いがするのです。色もレッサーパンダの色なので、母親にするようにつめや歯でしがみついています」とのこと。
数か月後には両親の元へ
マイヤは昨年11月20日に生まれ、母親のアマラと父親のパブの第一子だったそう。アマラは愛情をかけて世話をしていたといいますが、不慮の事故で痛めた首は獣医の継続的な治療が必要だったため、同園では母子を離す苦渋の決断をしたそうです。

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今は、レッサーパンダの展示舎でマイヤにミルクをやり、アマラやパブが匂いを嗅いだりできるようにしていて、数か月以内に両親の元に返される予定だとか。レッサーパンダは絶滅の危機にあるとされていて、同園によると野生では1万頭ほどしか残っていないそうです。
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