HOMEライフスタイル 警察もお手上げ…犯罪現場のナイフを盗む「悪漢カラス」がネットで人気に

警察もお手上げ…犯罪現場のナイフを盗む「悪漢カラス」がネットで人気に

広元 晶

2016/05/29(最終更新日:2016/05/27)


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Canuck and I / Facebook

カナダ・バンクーバーに住む野生のカラスがネットで人気になっている。

とんでもないものを盗むカラス

このカラスは通称「Canuck」。野生のカラスだが、ヒナのころ人間に育てられたため、人間に慣れている。

犯罪現場のナイフを“検証”

よく、カラスは光るものが好きといわれるが、このCanuckは恐れを知らないためか、時々とんでもないものを盗んでしまうという。その一つがナイフ。しかも犯罪現場の証拠のナイフだ。最近の“事件”は5月24日。ナイフを持った男が駐車場で騒いでいるという通報を受けた警察が現場に急行。発砲の末、男は逮捕されたそうだ。そして現場検証が行われた。Canuckが現場に“急行”したのはこのときだ。バンクーバー・クーリエ紙のマイク・ハウエル記者によると、カラスが舞い降りて、現場保持されていたナイフをくわえて飛び去ったという。https://twitter.com/Howellings/status/735270743521398784「20年記者をやってるが、カラスがナイフを持って行っちゃうなんて初めて見たよ」とハウエル記者。警察官があわてて追いかけ、Canuckが途中でそのナイフを落としたため事なきを得たようだが…。

 窃盗の常習犯

自ら「Canuckの親友」と話し、CanuckのFacebookページを立ち上げたショーン・バーグマンさんはこう話す。「Canuckは近くでなにか騒ぎがあると必ず“現場検証”に行くんだ。人間が大事そうに見ていたりすると興味を持ってしまうんだと思う」実際、Canuckがナイフを持ち去ったのはこれが初めてではないという。「Canuckは窃盗の常習犯だから」とバーグマンさんは言う。以前にも血のついたナイフを持ってきたらしい。また、警察ともたびたび“接触”しているようだ。
Canuckが興味を持つのは、光るものだけでなく、人間が興味を持ったものなのだそうだ。

FBページの「いいね!」は1万7,000近く

Canuckは、ヒナのときに巣から落ちて死にかけていたところをバーグマンさんの自宅の大家の息子が見つけて介抱し一命を取りとめたという。回復後に野生に返したが、今もバーグマンさんの自宅のそばで暮していて、毎朝たずねてくるのだそうだ。足には、一度人間と関わったことを示すオレンジのタグがついている。CanuckのFacebookページは「いいね!」が1万7,000近くつく人気。警察も今のところは大目に見て、指名手配はしないそうだ。

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