HOMEライフスタイル USBポートやドローンも搭載!コナミが製作した「メタルギアソリッド」の義手が凄い

USBポートやドローンも搭載!コナミが製作した「メタルギアソリッド」の義手が凄い

広元 晶

2016/05/17(最終更新日:2020/01/23)


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James Young / Facebook

ゲームソフトの製作などを手掛けるコナミが、同社の人気ゲーム「メタルギアソリッド」のキャラクターをモデルにした義手を製作した。

 電車事故で義手、義足に

この「未来の義手」を装着しているのは、ロンドンの生物科学者のジェームズ・ヤングさん。
James Young / Facebook

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ヤングさんは4年前、電車の事故により左腕、左足を失くし、義手と義足で生活している。

メタルギアソリッドの人気キャラをモデルに

熱烈なゲーマーでもあるヤングさんは、コナミの求めに応じて最新鋭の義手を試験的に使用することになった。モデルはメタルギアソリッドの人気キャラ「スネーク」だ。
METAL GEAR ONLINE公式

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「The Phantom Limb Project」と名付けられたこのプロジェクトには10人の専門家が関わり、6万ポンド(約947万円)をかけて義手を製作。デザインは、義手、義足のクリエイター、Sophie De Oliveira Barataさんが担当している。

神経や筋肉の動きを読み取る

義手は肩の神経や筋肉に接続され、センサーによって着用者の意思を読み取って指や腕が動くという。またレーザーや、鼓動にシンクロするLEDライト、携帯電話を充電できるUSBポート、時計のほか、肩の部分にはドローンまで搭載されている。
James Young / Facebook

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3Dプリンターで造られたカーボンファイバー製で、手や指の感触は実際の手とかなり近く「柔らかいし、握手すると気持ちいいよ」とヤングさん。

今後もさらに進化

ただしまだこれは試作品で、特にバッテリーなどを含め4.7㎏もあるという重さは今後の課題だ。今の段階では重いため一日中つけておくことはできないという。そのため今、ヤングさんは、肩にチタンを埋め込むことを考え資金を募っている。チタンに義手を直接取り付けることで重さに耐えやすくなり、実際の腕により近い動きが可能になるのではないかという。また、英国のBBCが製作したヤングさんのドキュメンタリー番組「Metal Gear Man」が現地時間18日午後4時よりYouTubeで視聴可能になる。

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