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きっかけ消費
まず意外な需要を生んでいるのは、筋力トレーニングやフィットネス系の用具だ。同社によると、特に自宅で手軽に扱える「ダンベル」の売上が伸びており、改元をきっかけに体力づくりを始める人が多いとみられる。また、「ローソファ」の売上も伸びており、同社は改元を機に引っ越しを考える人が少なくないのではないかと推測している。
ローソファ 提供:楽天市場
5月1日は令和初日で大安
令和初日となる2019年5月1日は、縁起が良い日とされる「大安」だ。新時代の始まりに合わせ、この日に入籍を予定するカップルが多いという。佐賀県武雄市をはじめ、当日は窓口を開けて受付業務を行う自治体も少なくない。【関連記事】佐賀・武雄市が婚姻届・出生届を受付、記念撮影用の背景もこれを裏付けるように、楽天市場でオリジナルデザインの婚姻届を扱う静岡県の店「Bees Knees One」では、入籍日の箇所を「令和」に対応させたデザインを発表したところ注文が殺到、売上が普段の約10倍に急増したそうだ。「令和」の出典元となった万葉集については、関連書籍が飛ぶように売れている。新元号発表直前の2019年3月の1日あたりの平均販売数に比べると、発表当日の4月1日には169倍の販売数を記録した。
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