HOME特集 千葉県の形はまくらに最適だった!「チーバくんの安眠まくら」が予想を超える売れ行き

千葉県の形はまくらに最適だった!「チーバくんの安眠まくら」が予想を超える売れ行き

漆舘たくみ

2016/06/15(最終更新日:2020/01/23)


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チーバくんまくら

本日6月15日は、千葉県民の日です。1873(明治6)年の千葉県成立を記念したこの日は、県内の学校が休みになったり娯楽施設が無料になったりするうれしい祝日です。
千葉県 出典元:無料日本地図イラスト素材

千葉県 出典元:無料日本地図イラスト素材

そんな千葉の企業が生み出したのが、なんと千葉県の形をした安眠まくら。同県公式マスコットキャラクターの「チーバくん」が、可愛らしく眠りのお供をします。開発した同県柏市のまくら株式会社の河元智行社長(41)に、開発秘話を伺いました。

発端は「千葉の形、まくらみたい!」

まくら株式会社は、まくらの開発から販売まで行うまくら専門メーカーです。以前にも、廃棄されてた落花生の殻が持つ消臭効果に着目し、殻を使った「らっかせいまくら」を開発。これが品切れが続くほど大ヒット商品となり、「ご当地まくら」として話題になりました。
チーバくんまくら

チーバくんの安眠枕

そして、2015年のクリスマス。「チーバくんの安眠まくら」のアイディアは、夕方に行っていたご当地まくらの企画会議で生まれました。「千葉県の形、まくらみたい!」と、あるスタッフが提案。そう言われると、九十九里浜(太平洋側の海岸)が確かに首元にフィットしそうに見えたそうで、半信半疑ながら試作品をつくることになりました。

リアルすぎる千葉から愛らしいチーバくんへ

試行錯誤を繰り返して出来たまくらは、九十九里浜に肩のラインがぴったりはまり、意外な眠りやすさを実現しました。さらに県南部の房総(ぼうそう)丘陵を模して両サイドを高くしたところ、横向き寝にも好ましい形になったそうです。「千葉県の形はまくらに最適だ!」と、喜んだのも束の間。リアルな地形が親しみにくいという問題が発生しました。 
まくらには市町村区分を描く

まくらには市町村区分を描く

そこで考案されたのが、チーバくんの活用です。早速、県庁を訪ねて使用許可を取得。毎晩使うまくらだからこそ必要な「愛らしさ」の付加に成功しました。ちなみに、まくらには千葉県の市町村区分をしっかり描いており、子供の地理の勉強にも役立ちそうです。sub5

面白さだけでなく、ちゃんと寝心地を考えている

河元社長は「面白さだけでなく、ちゃんと寝心地を考えています」と強調します。大きさは、クッションとしても程良い幅55cm、長さ70cm。中央部はわた、両サイドはパイプ素材と材料を使い分け安定感を生んでいます。同社の通信販売ページでは、「かわいいだけじゃなく、安眠もしっかりサポートします」と謳っています。
皮をはいだチーバくん

チーバくんの安眠まくらの中身

目指すは47都道府県

「チーバくんの安眠まくら」は通信販売のほか、千葉県内のイトーヨーカドーで販売中。予想以上の売れ行きに、「在庫が気になり始めている」段階とのことでした。河元社長は、ご当地まくらについて「今後は全国に広げ、47都道府県の地域資源を生かしたまくらをつくりたい。まくらのイベントも開きたいですね」と意気込みました。こんな可愛いまくらを愛用できる千葉県民の皆さん、うらやましい限りです!※初掲載時、本社所在地を「我孫子市」としていましたが、正しくは「柏市」でした。我孫子市は物流拠点の所在地です。お詫びして訂正いたします。(2016年6月27日)

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