HOMEライフスタイル 回せ!回せ!回せ!ノリノリすぎる佐賀のPR動画がなんとも微笑ましい

回せ!回せ!回せ!ノリノリすぎる佐賀のPR動画がなんとも微笑ましい

漆舘たくみ

2016/05/22(最終更新日:2016/05/20)


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出典元:ARITA URESHINO GROOVE公式サイト

レコードを小気味良く回すDJ(ディスクジョッキー)。
出典元:ARITA URESHINO GROOVE公式サイト

出典元:ARITA URESHINO GROOVE公式サイト

すると、音楽に合わせてレコードからさりげなく、ろくろを回す場面に切り替わる。
出典元:ARITA URESHINO GROOVE公式サイト

出典元:ARITA URESHINO GROOVE公式サイト

その後もDJに扮した市民が、ノリノリで茶葉、きんかん、地酒、温泉、鍋と回していく。YOチェケラッチョ!
出典元:ARITA URESHINO GROOVE公式サイト

茶葉をほぐす職人 出典元:ARITA URESHINO GROOVE

出典元:ARITA URESHINO GROOVE公式サイト

湯加減を確かめる若旦那 出典元:ARITA URESHINO GROOVE

鍋の混ぜる若女将 出典元:ARITA URESHINO GROOVE公式サイト

鍋の混ぜる若女将 出典元:ARITA URESHINO GROOVE

有田焼で知られる佐賀県有田町と、温泉で有名な同県嬉野市が共同でつくったPR映像「ARITA URESHINO GLOOVE」だ。2016年3月30日に動画サイトで公開し、5月17日現在、再生回数約2万5千回と順調な滑り出しを見せている。このテンポの良い、どこか微笑ましい動画。制作を主導した有田町商工観光課に狙いを聞いた。https://www.youtube.com/embed/Dat64OzGzNg

自虐なく、堂々と勝負したかった

近年、日本各地の自治体がご当地動画をつくり、茨城県や島根県を筆頭に、無名を逆手に取った自虐PRが話題になっている。今回のPR動画づくりも流行を受けての発案だったが、あえてこだわったのは「田舎特有の自虐なく、堂々と勝負する」ことだったという。「田舎だからゆったり、というだけでなく、有田の産業をちゃんと前に出したいと考えました」(商工観光課)確かに、動画では有田焼の陶芸家やきんかん農家、嬉野のお茶と温泉など、名所・名産をしっかり描写している。
きんかんの選別

有田町のきんかんの選別 出典元:ARITA URESHINO GROOVE

有田町の地酒「宮の松」の製造工程

有田町の地酒「宮の松」の製造工程 出典元:ARITA URESHINO GROOVE

若者からお年寄りまでノリノリで出演

「手仕事って、なんか回す動作が多いね」DJの発想は、同町と制作団体による会議で挙がったそんな意見からだ。当初は東京のプロのDJが一人で全編を担う予定だったが、「多くの人を出した方が面白い」という考えから地元の人々に変更になったという。公開日を末日に控えた3月の撮影というギリギリのスケジュール。しかし、若手の陶芸家や有田焼の絵師、旅館の若夫婦など地域で活躍する人が快く出演に協力してくれた。
有田焼きの若き陶芸家 出典元:ARITA URESHINO GROOVE公式サイト

有田焼きの若き陶芸家(左から2人目) 出典元:ARITA URESHINO GROOVE公式サイト

旅館の若女将と若旦那 出典元:ARITA URESHINO GROOVE公式サイト

旅館の夫妻 出典元:ARITA URESHINO GROOVE公式サイト

「若い人以上にお年寄りの方もノリノリで参加してくれた」結果、無事に完成にこぎ着けたという。特に、長年地域の相撲大会で行司を務める男性は「若い頃、ディスコで遊んでいたのを思い出した」と大喜びだったそうだ。
キャプチャ9

土俵を回すように勝負を仕切る行司の男性 出典元:ARITA URESHINO GROOVE

これからのターゲットは若い人

公開から約1カ月半。動画は出演者からも視聴者からも、好評を得ているという。「ある程度の批判を覚悟していましたが、今のところありません。再生回数も順調です」(商工観光課)
笑顔で登場する地元の人たち 出典元:ARITA URESHINO GROOVE

笑顔で登場する地元の人たち 出典元:ARITA URESHINO GROOVE

映像のターゲットは、ずばり若者。現在、有田町や嬉野市を訪れる観光客は年配者が割合が高く、新たな客層の開拓につなげたい考えだ。「まだ渋谷で、遊びよっと?」動画は都会からの訪問を促すメッセージで締めくくられる。同課は「素材はそのままに、若い人に“刺さる”ように今後も有田・嬉野の良さを伝えるようにしたい」と語った。
ARITA URESHINO GROOVE

ARITA URESHINO GROOVE

「ARITA URESHINO GROOVE」は流行に乗っただけの勢い任せではない、明確なコンセプトと市民の協力に裏打ちされた作品だった。ちなみに、2016年現在、どちらの街にもDJクラブはないそうだ…!※動画のキャプチャと公式画像は、すべて許可を得て転載しています。

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