HOMEストーリー 妻が「いなくなった愛犬を探すため」仕事を辞めました

妻が「いなくなった愛犬を探すため」仕事を辞めました

さえきそうすけ

2019/10/02(最終更新日:2019/10/01)


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イメージ画像:AdobeStock

今年7月、米ワシントン州スポケーンに住むキング夫妻が、モンタナの山々に囲まれ休暇を過ごしていたときのことだ。大自然を満喫し、カリスペルにあるなじみのホテルに戻った夫妻は愕然とした。

愛犬がいなくなった!

部屋のどこを探しても、7歳のボーダーコリーの「ケイティー」の姿が見当たらなかったのである。夫妻はすぐに帰宅を延期し、この場所にとどまることに。朝早くからケイティーの名を呼びながら探し回ったのはもちろん、貼り紙を作ったり、SNSで情報提供を呼びかけたり、お気に入りのフードを入れた檻を用意したりと、手を尽くして愛犬を探した。地元の人も捜索を手伝ってくれたが、数週間が経過してもケイティーの行方は杳として知れないまま。

犬を探すため仕事を辞める

妻のキャロルさんは郵便配達の仕事をしていたのだが、ケイティーの捜索を続けるため、さらなる休みを申請したが却下された。そこで彼女は「仕事を辞める」という決断を下す。
仕事よりケイティーの方が大事。
ニューヨーク・タイムズ紙の取材に対し、そうシンプルに答えたキャロルさん。再びモンタナの地で愛犬の捜索を開始した。

あきらめモードが漂う中で起きた奇跡

そんなキャロルさんだったが、9月に入るとさすがにあきらめの色が濃くなり、自宅や預けてきた他のペットのことが恋しくなったという。それでも「あと1週間だけ頑張ろう」と、夫や地元の人々に励まされ捜索を続けていたある日、地元住民から「うちの庭でボーダーコリーを見かけた」との連絡が。急いで駆け付けるもすでに犬の姿はなく、通りかかったハイカーに尋ねると「あそこに座っているの違いますか?」といわれた。指さされた先を見ればケイティーに違いなく、名前を呼ぶと胸に飛び込んできたという。
やっと見つけた!
そう思ったキャロルさんは涙を流しながら、いつまでもケイティーを抱きしめていたそうだ。
離したら、またどこかへ行ってしまうんじゃないかと思って…
彼女はこのときの思いをこう述べている。まさに仕事を辞めてまで探し続けた甲斐があったといえるキャロルさん。「ペットがいなくなっても、飼い主さんには決してあきらめないでもらいたい」と訴えている。

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