HOMEストーリー 24年前に難民だった女性、SNSの力を借りて当時自転車をくれた男性を見つけ出す

24年前に難民だった女性、SNSの力を借りて当時自転車をくれた男性を見つけ出す

さえきそうすけ

2019/08/29(最終更新日:2019/08/29)


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Mevan‏ @MeAndVan/Twitter

戦争が続く祖国イラクから家族で逃れたMevan Babakarさんは、今から24年前、ある人物から生涯忘れられないプレゼントを贈られた。当時5歳だったMevanさんに、人道支援を行っていたオランダ人男性が新しい自転車を買ってくれたのである。

自転車のお礼が言いたい!

20年以上経った今でもそのときの喜びが忘れられない彼女は、「この男性を探してお礼がいいたい」とTwitterの力を借りることに。
1990年代にオランダ・ズヴォレの難民キャンプで働いていた人を探しています。私に自転車を買ってくれた親切な方で、当時5歳だった私は喜びにうち震えました。一言お礼がいいたいのでご協力お願いします。
そう呼びかけられた同ツイートには2万5000人が「いいね」し、リツイートされた件数も9000件を超え注目を集めた。

人生を変えてくれた自転車

この自転車をもらった頃、Mevanさん一家はイラクから逃れロシア、トルコ、アジェルバイジャンを転々とした後、やっとズヴォレの難民キャンプにたどり着いたところで、特につらい時期だったので、Egbertさんという男性の優しさがことさらに身に沁みたそうだ。
「これ本当に私に?いいの?」と思えるものを贈られると、人は自分の価値を見直すことができるのです。
Mevanさんは国連難民機関のインタビューに対しこう答えている。

恩人との再会の夢叶う

これまでも恩人を探してきたが見つからず、このたびTwitterの力を借りることに。結果的に彼女は前述のツイートのおかげで、Egbertさんと再会することができた。
彼がEgbertさんです。彼も私に会えてとても喜んでくれました。「私が強くて行動力のある女性になり誇らしい」と。子供だった私を見て、そんな女性になってもらいたいと思ったのですって。
皆様のおかげで恩人を見つけることができました!
そう報告するMevanさんはこうも述べている
彼を見つけられただけではありません。多くの難民の方からご連絡をいただき、彼と奥様に助けてもらったのは私だけではないことがわかりました。彼らの優しさは多くの人の心を震わせてきました。「2人は友達というより、私にとっては家族です」という人もいるほどです。

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