
Candice Marie Benbow @CandiceBenbow/Twitter
夜中の3時にパーティー
米国人ライターのキャンディス・マリー・ベンボウさんも、日頃から隣人の騒音に悩まされていた。毎晩大音響で響き渡る音楽に我慢を重ねてきたが、先日開かれた真夜中のパーティーでついに堪忍袋の緒が切れた。ただ、彼女は相手の部屋に怒鳴り込みこれまでの恨みを晴らす…といった手段には出なかった。かわりにキャンディスさんが用いた解決法がこちら。怒鳴り込むのではなくケーキを焼いた
I wanted the best way to tell my neighbor that he tried it with his late night party. So I wrote him a letter and baked him a cake. pic.twitter.com/SxPKAzOHp0
— Candice Marie Benbow (@CandiceBenbow) 2018年12月15日
真夜中にパーティーをする隣人にもの申したい。というわけで、ケーキを焼き手紙を書きました。キャンディスさんは午前3時半にケーキを手作りし手紙を添えて隣人宅に。きちんと挨拶したこともない2人だったが、「悶々とするのはイヤだから」と綴られた手紙の内容は、およそ以下のとおりである。
あなたが音楽をかけてくれるおかげで、懐かしい曲が聞けて心が安らいだり、初めて聞く曲に心躍らせたり、毎晩楽しませてもらっています。でも、昨夜のパーティーにはガッカリです。午前3時にあの大音量はないわ。とてもじゃないけれど眠れなくて、夜中の3時半からケーキを焼くことにしました。それをプレゼントするので、どうか近所の住民のことも考えてもらえれば嬉しいです。素敵な年末年始をお過ごし下さい。いつか挨拶できればと思っています。その後ツイートは更新され、彼女は夜中の3時に知らない人の家に文句を言いにいく勇気はなく、物事をなるべく穏便に済ませ、今後も今の部屋で暮らしていきたいという気持ちから、このような手段を取ったと説明。また、「ケーキを食べてもらえなくても、彼が周囲の住民に配慮してくれるようになれば」とも。
すっかり打ち解けた2人
結果的に、キャンディスさんは「うるさい!」と怒鳴り込まなくて正解だった。というのも、その後隣りに住むトミーさんは謝りに来てくれて、「次回のパーティーの際はぜひ」と誘ってくれたそう。UPDATE: I JUST MET MY NEIGHBOR TOMMY!!!! He’s so freaking cool! He apologized for the noise, promised to invite me to the next party and most importantly...HE SAID MY POUND CAKE WAS AMAZING!!!! pic.twitter.com/NcU8t0ZfqT
— Candice Marie Benbow (@CandiceBenbow) 2018年12月18日
そして何より、「ケーキはとても美味しかった!」と言ってくれました。キャンディスさんが機転を利かせたおかげで、円満に解決した騒音問題。トミーさんと話すうちに、彼がミュージックビデオのプロデューサーと聞いてすべてが腑に落ちたという。また彼は2018年初めに愛娘を事故で亡くしており、初めてクリスマスを1人で過ごすことも明らかに。トラブルをきっかけに友情が芽生えた2人に対し、17万を超える人が「いいね!」を添えている。
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