HOMEストーリー 96歳のおばあちゃん、自らの膨大な読書記録を暗号化してこの世を去る

96歳のおばあちゃん、自らの膨大な読書記録を暗号化してこの世を去る

さえきそうすけ

2018/05/30(最終更新日:2018/05/30)


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Lauren Tarshis@laurenTarshis/Twitter

非常にマメと言おうか、遊び心にあふれていると言おうか、独特な方法で自らの記録を残してきた96歳のおばあちゃんをご紹介したい。米国出身の作家ローレン・ターシスさんの義理のお母さんである。義母は96年の人生をまっとうし、このほど旅立ったという。遺品整理の際、遺族は、読書が好きだったおばあちゃんの確かな足跡を発見した。それがこちら。
先週、大親友の1人であった義母が他界しました。最期まで読書が大好きな人で、これまで読んだ本の索引カードを作っていました。読後の感想を暗号化して添えて…。
まず驚かされるのが索引カードの膨大な数である。大量のカードが束になってドッサリ。気になる読後の感想だが、そのためには暗号を解読しておく必要がある。その意味がこちら。
RB: Readable Banality(面白く読める凡庸な作品)RP: Readable Piffle(面白く読める世迷言)NFM: Not For Me(私は結構)DNF: Did Not Finish(読破できず)DNR: Did Not Read(読んでいない)RP+: One step up from RP(RPに毛が生えたようなもの)RPM: Readable piffle mystery(PRレベルのミステリー)G: Good didn't hold my attention(良いけど興味引かれず)VB: Very bad(最悪)NMS: Not my style(好みじゃない)PB: Pretty boring(かなり退屈)NBAL: Not bad at all(かなり良い)RR: Readable(面白い)WOT: Waste of Time(時間の無駄)
おばあちゃん、かなりの辛口批評家であったことがうかがえる。同ツイートには1万7000人が「いいね」し、リツイートされた件数も2400件と話題に。「どんな本を読んでいたのか教えて」「RBとRPの違いについて知りたい」「手書きのカードで味わい深い」「良い友達になれそうなだけに残念」「毛が生えたレベルの本、読んでみたい」と、人々の心をほっこりとさせたようだ。

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