
Lenore Koppelman/Facebook
自閉症の息子に大きな変化が
米ニューヨークに住む、レノーア・コッペルマンさんは、自身のフェイスブックで、息子ラルフィー君のことで「ポケモンGO」、ひいては任天堂に対し感謝の意を表している。TODAYが伝えるところによると、ラルフィー君(6)は自閉症及び過読症と診断されており、非常にこだわりが強く、何事もいつも通りでないとパニックを起こすという。知らない人と話をしたり、目を合わせたりすることもないそうだ。しかし「ポケモンGO」を始めた途端、ラルフィー君に次々と嬉しい変化があらわれた。驚きの連続に母感激
母が綴る息子の変化はおよそ以下のとおり。ママ友に勧められて息子に「ポケモンGO」をやらせてみて正解でした。本当に驚くことばかり!ラルフィーはパン屋で初めてキャラクターを捕まえると大興奮。「次のを捕まえるんだ」と言って外に飛び出して行きました。同じく「ポケモンGO」をやっている男の子と出会うと、お互いに情報交換。知らない子ときちんと話はしているし、ハイタッチまで交わしていたのです。知り合いの女性から、公園にポケモンがたくさんいると聞けば、今まで夜の公園など行ったこともないのに、「今すぐ行きたい」と言い出す始末。いつもの習慣を変えることなど決してなかったのに、あっさりしたものだなと驚きました。公園ではたくさんの子どもたちがポケモンハントの真っ最中。ラルフィーが他の子と一緒になって遊ぶのを見て、私は笑いたいのか泣きたいのかわからなくなってしまいました。その後も街中で、知らない大人の人からアドバイスをもらいながらハントを続ける息子。全く知らない人の目を見て、「ありがとう!」などとお礼まで言っている…。「ワオ!」の一言です。自閉症の息子が見知らぬ人たちと交流している。微笑みかけている。目を合わせているなんて。自閉症の子を持つ母親にとって夢みたいな1日でした。任天堂に感謝です!
おかげで殻破れた
賛否はあるだろうが、「息子にとっては、ポケモンGOが殻を破るきっかけとなった」とレノーアさんは確信している。また、同じように自閉症の子どもが、このゲームのおかげで社交的になったという話を聞き、「これは我が家だけのケースではないようだ」とも。思わぬ効果が今後も続き、これをきっかけに息子の将来が開けるよう願っているという。U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう