HOMEストーリー 【強い】南極基地の職員たち、氷に掘った海水プールで大はしゃぎする

【強い】南極基地の職員たち、氷に掘った海水プールで大はしゃぎする

Sophokles

2019/06/24(最終更新日:2020/01/27)


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Australian Antarctic Division/Facebook

日本では夏至だった6月22日、南半球の南極では冬至を迎えていた。この日を祝って南極基地の職員が氷に穴を掘り、氷点下の水に飛び込んだ。

気温マイナス23度の中で

空は薄暗く、気温は氷点下23度。足元の氷には穴が開けられ、海水のプールができている。こんな状況の中で、そこに飛び込もうと思うのは、オーストラリアの南極基地職員くらいのものだろう。彼らはこの日を、喜びと恐怖が入り混じった気持ちで待ち望んでいたという。

豪デービス基地の職員たち

Facebookに投稿されたビデオに映っているのは、オーストラリアの3つの南極基地のうちの1つ、デービス基地の職員たちだ。リーダーのSimon Goninonさんは、この奇矯なプール遊びについてこう話す。
氷上の温度はマイナス23度以下、水温はマイナス1.5度。そんな中で水泳パンツ1枚になれば、誓って言うけど、誰だって生きていることを実感できるよ。ちょっと痛い経験をしても、それが人生の中で忘れられないものになることがある。これも、そういう経験の1つなんだよ。

南極の冬至を記念して

職員たちがこんなことをしているのは、翌日の冬至を記念するためだ。南半球では太陽が昇っている時間が最も短い日で、この日を過ぎると日照時間が長くなっていく。南極基地職員にとって冬至は、非常に嬉しい日だそう。Goninonさんはこう言う。
この日は我々にとって、ひとつのターニングポイントと言えるのです。これまで何週間も太陽は地平線からわずかに顔を出すだけで、我々は薄暗い光の中で暮らして来ました。けれど、これからは南極大陸に陽の光が戻って来るのです。
冬至を記念して、基地ではご馳走を用意したパーティーや、手作りギフトの交換会などが行われるそうだ。また、遠く離れた家族からのメッセージやビデオなども届く。オーストラリアの3つの南極基地には、合計74名の職員が滞在しており、そのほとんどが2019年中にシフトを終えて、家族のもとへ帰る予定になっている。

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