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フォークで書く華麗な飾り文字

Sophokles

2019/06/16(最終更新日:2019/06/14)


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YAZI YOLCUSU/YouTube

西欧の文字を美しく書くカリグラフィーには、ペンや万年筆、マーカーなどが一般的に使われるが、こうした筆記具ではなく、フォークやナイフを使って、見事な装飾文字を書いてしまうカリグラファーがトルコにいる。

フォークから生まれる美

Yazi Yolcusuさんはプロのカリグラファー。フォークを使った見事な技をYouTubeやInstagramで披露している。食事に使うごくありふれた道具から、芸術的ともいえるカリグラフィーが生み出されていく様子を見ると、魔法を目の当たりにしているような気になる。Yolcusuさんは、4本あるフォークの先を巧みに使い分ける。時には一番上の1本だけを、あるいは一番下の1本だけをペンのように使い、必要な時に、4本を同時に使ってユニークな装飾フォントを描く。インク入れにはスプーンを使っている。

トルコでは有名なカリグラファー

「Yazi Yolcusu」という名前は、実はペンネーム。トルコ語で「文字の旅人」という意味だそう。本名はHayri Tekgözさんという。1980年生まれの彼は高校卒業後、軍士官学校に入学して一度は軍人になった。だが、1998年にファインライティング(日本で言う「書き方」、文字を美しく書く技術)を習ったことをきっかけに、カリグラフィーの道に入る。現在はプロのカリグラファーとしてトルコ国内で名が知られており、大学での講義や新聞の連載コラムを持っている。また、翻訳家としても活動している。彼を紹介した海外メディアによれば、YouTubeやInstagramに投稿したビデオが話題になり、今ではカリグラフィー愛好家たちの間でセレブの扱いを受けているそうだ。フォーク以外に、ナイフを使った動画もアップされている。彼のYouTubeチャンネルInstagramには、フォークを使った鮮やかなカリグラフィーがいくつも投稿されている。ノーマルなペン書きも見ることができる。

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