HOMEストーリー 手術後の子供に笑顔を運ぶ「ダンシングドクター」が素敵

手術後の子供に笑顔を運ぶ「ダンシングドクター」が素敵

Sophokles

2018/09/23(最終更新日:2018/09/21)


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Tony Adkins/Facebook

手術を受けた後、精神的に落ち込んでいる小児患者を励ますため、自らダンスパフォーマンスをする「ドクター」が海外メディアで話題になっている。

小児脳神経外科のフィジシャン・アシスタント

米国カリフォルニア州の小児病院「Children’s Hospital of Orange County」でフィジシャン・アシスタントとして働くTony Adkinsさん(42歳)は、手術後の子供に笑顔が戻るよう、数年前からダンスパフォーマンスを始めた。フィジシャン・アシスタントとは日本では導入されていない職種で、医師の指導の下に医療行為を行うことができる医療職。脳神経外科手術や投薬などを行うTonyさんは、ドクターと呼ばれている。

笑いは鎮痛剤よりパワフル

病院内では「ダンシング・ドク」というニックネームで呼ばれるTonyさんは、自分が受け持つすべての小児患者と一緒にダンスする。笑いや人との積極的な交流は、ヘタな鎮痛剤よりも「格段にパワフル」だというのがその理由。Tonyさんは海外メディアにこう話している。
人は周囲と交流して、笑ったり、微笑んだりすると、それが脳に影響し、時に鎮痛剤を飲む以上の効果をもたらすことがいくつもの研究で証明されています。

幼少期の無邪気さを守るため

術後の子供は快方に向かう場合もあれば、そうでない場合もある。Tonyさんは、そういった予後診断の良し悪しにかかわらず、どんな子供ともダンスする。それは、「幼少期の無邪気さ」を維持するためだそう。
患者とダンスするのは大事なことなんです。ダンスは陽気な気分をもたらし、病院での重苦しい体験を軽くしてくれます。私は、子供たちの無邪気さを維持したいのです。それはこの病院の方針でもあります。病気だからといって子供の無邪気さを抑えつける必要はない。そのことを親御さんにも言いたいのです。

子供の笑顔がドクターのやりがいになる

Tonyさんは音楽は好きだが、ダンスを習ったことはない。見よう見まねの自己流でパフォーマンスをしている。Tonyさんは、海外メディアの取材に「ドクターの仕事を続ける限り、ダンスも続けるつもりです。患者が微笑んだり、笑い声を上げたりするのを見るのは最高に嬉しいことです。それは、私自身をも癒してくれるんです」と話している。

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