HOMEストーリー 公民館の戦争展のため近所から借りた砲弾が、信管入りの不発弾と判明し騒ぎに

公民館の戦争展のため近所から借りた砲弾が、信管入りの不発弾と判明し騒ぎに

Sophokles

2018/08/31(最終更新日:2018/08/31)


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イメージ写真 出典元:Fotolia

イギリス・サマセット州の町・Berrowでこのほど、第一次世界大戦をテーマにした展示会で並べる予定だった爆弾の展示品が、信管入りでいつでも爆発する可能性があるものだったと分かり、警察や軍を巻き込む騒ぎとなった。

展示品を確認して驚き

地元の公民館「Berrow Village Hall」では、近々、戦争展が開催される予定だった。事前の打ち合わせの場で、85歳のボランティアスタッフJune Hillさんが展示品の砲弾2つを磨いていたところ、主催者の一人が「それが本物のポムポム砲の弾なのか確認したほうがいい」と言ったそうだ。ポムポム砲とは1900年前後にイギリス軍などが使用した37ミリ機関砲のことで、主に対空砲として用いられたものだという。どうやって確認していいか分からなかったHillさんは、とりあえず警察に電話した。呼ばれてやって来た2人の警察官が詳しく調べたところ、本物の高射砲用のポムポム砲の弾だと分かった。警察官の一人が砲弾をコンコンと叩いてみると中は空のようだったが、念のため写真を軍の爆発物処理班に送ると「絶対に触るな」という警告があり、その日の午後、処理班が到着した。調査の結果、2つの砲弾はいつでも爆発する危険性がある不発弾と判明。爆発物処理専門の民間会社ZeticaUXOが処理を行った。

目玉品を展示できず「残念」

この不発弾は、Hillさんが展示会のために住民に声をかけて集めた品の一つだったという。
「ある人が積極的に協力してくれて、自宅の物置から2つの砲弾を見つけて持って来てくれたんです。保存状態がとても良く、メインの展示品になると喜んでいたんですが、それが展示できないことになってしまってとても残念です」
ポムポム砲の弾は展示できなかったが、住民たちが提供してくれた歴史的価値のある展示品が、他にも多く集まっているそうだ。展示会は11月から開かれる予定である。

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