HOMEストーリー 1800年前の純金の指輪を素人のトレジャーハンターが発見する

1800年前の純金の指輪を素人のトレジャーハンターが発見する

Sophokles

2018/08/05(最終更新日:2018/08/05)


このエントリーをはてなブックマークに追加

David Hall/Facebook

英国サマセット州で、金属探知機を使って趣味の宝探しをしていた男性が、古代ローマ時代の純金の指輪を発見した。

勝利の女神が彫られたシグネットリング

サマセット州クルーカーン市の害虫駆除係として働くJason Masseyさん(45歳)は、アマチュアのトレジャーハンターだ。休日には野外に金属探知機を持ち出して、友人のDavid Hallさんとともに宝探しをしている。そんな彼が、クルーカーン市からそう遠くない空き地で、予想外のお宝を見つけた。古代ローマ人のものと考えられる1800年前の指輪だ。その指輪は純金製で、はめ込まれたオニキスに古代ローマ神話の勝利の女神「ヴィクトリア」が彫られている。認め印として使われたシグネットリングらしい。

大英博物館が詳しく鑑定中

指輪は現在、大英博物館の考古学者たちが詳しく鑑定中だ。西暦200年〜300年頃の富裕階級に属する人物が所有していたものと推定されている。Masseyさんが金属探知機を走らせていた空き地は、かつてイギリスを征服したローマ人たちの村だったのではないかと言われていた場所だった。

ローマ人たちの高級住宅地

メディアの取材を受けたMasseyさんは「考古学者たちは、非常に富裕な人たちが集まった当時の高級住宅地が発見されたと考えているようです」と語る。指輪に彫刻されたローマの神ヴィクトリアは、2頭の馬に引かれた二輪戦車に乗っている。このモチーフはローマのコインや宝飾品、美術品、建築物などに頻繁に登場することから、指輪が古代ローマ人のものであることはほぼ確実らしい。このお宝がいくらの価値があるのか気になるところだが、それは鑑定中だ。「指輪の価値がどれほどになるのか、見当もつきませんよ。少なくともイギリスでは、こんな物が発見されたのは初めてですから」とMasseyさん。指輪にどれだけの値段がつけられるにせよ、Masseyさんの取り分は半分。残り半分は、指輪が見つかった土地の所有者に行くそうだ。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード