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日本のソウルフードに外国人が殺到!浅草名物の「たい焼き行列」を直撃

濱中うらら

2017/07/08(最終更新日:2017/07/06)


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東京随一の観光スポット「浅草」。連日多くの観光客で賑わうこの場所に、外国人が列をなすたい焼き屋さんがあります。新仲見世商店街にある鳴門鯛焼本舗は、関西発の「天然たいやき」で知られる人気店。irorio数年前から関東にも進出し、先月17日には中目黒に新店もオープンしました。今回はそんな鳴門鯛焼本舗の人気の秘密に迫ると同時に、訪日外国人の間で鯛焼きがブームという噂を検証するため取材してきました!

たい焼きには「天然」と「養殖」がある

お話を伺ったのは、笑顔が素敵な浅草新仲見世店店長手塚光明(てづか みつあき)さんirorio――まず鳴門鯛焼本舗さんのこだわりを教えてください。
当店は昔ながらの「一丁焼き」と言われる「天然焼き」にこだわっています。たい焼きの焼型には「天然焼き」と「養殖焼き」があり、本来のたい焼きは1匹ずつ焼き上げる「一丁焼き」で製造されていました。しかし時代が移り変わるにつれ、生産性をあげるため複数を一気に焼き上げる「養殖焼き」が広まったと言われています。

一丁焼きの焼型(重さ約2kg)

irorio――個人的には「養殖焼き」の方を見慣れていたので、こちらが本来のスタイルだなんて初めて知りました。
ちなみに「一丁焼き」の場合、火の入り方とか温度も1個1個変わってくるので、調整をしながら焼くというところが「養殖焼き」とは異なります。「一丁焼き」は職人の手間と技術を必要とするため生産性は落ちますが、食べ比べてもらうとパリッとした食感や香りが違うことに気づいていただけるはず。当店ではこの「一丁焼き」ならではの美味しさを伝えるため、1つ1つ心を込めて焼き上げています。
irorio

平日でもこの行列!

irorio(カンカンと焼型を返すいい音が響く)ーー重い焼型を操りながら焼き上げるのは大変な作業ですね。ところでさっきから行列に並んでいるほとんどが外国の方ですが…いつ頃からこんなふうになったんですか?
ここは観光地という場所柄もあって、オープン当初から外国人のお客様も比較的多かったです。最初の頃はビジュアルの面白さに惹かれて人が集まってきました。また最近はアニメの影響でたい焼きブームらしく、海外でたい焼きを作る機械もすごく売れているようなんですが、皆さん日本に来てたい焼きの実物を初めて目にするため、最初は興味深そうにショーケースの中身や職人の手さばきを眺めていらっしゃいますね。
irorio――確かにショーケースに魚が並ぶ様子はユニークですよね。外国人の皆さんはあんこについては抵抗ないんですかね?
ネットなどの情報から、たい焼きがあんこっていう小豆を使った食べ物だっていう認識はあるみたいです。でも実際に見ると「これは本当の魚なのか??」「どんな味なのか?」と、皆さん不思議そうな顔されますね。特に中国出身の方は、自国では“豆が甘い”こと自体がかなり珍しいらしく最初は驚かれるのですが、当店のたい焼きを食べて新感覚の旨さにハマったという方も多いんですよ。
――リピーターになったりして?
ええ、ハマりすぎて日本滞在中、何度も来店する方もいらっしゃいます。
――客層としてはアジア各国からの観光客が多いですか?
アジア系、欧米系のお客様が半々くらいですかね。
irorio――これだけ世界的に人気・知名度が高まってくると、海外出店など夢も広がるのでは?
実は以前、上海へ出店という話もあったのですが、現地で調達した食材だとどうしてもオリジナルの味を再現できなくて…またコストがかかりすぎることもあり、そのときは仕方なく断念しました。開店以来、素材や製法にはこだわってやってきたので、鳴門鯛焼本舗の味を求めてくださるお客様のために、商品のクオリティはきっちり守っていきたいんです。ですからいまのところは日本を訪れる楽しみのひとつとして、当店自慢の「天然たいやき」を食べに立ち寄っていただけたら嬉しいなぁと。

中国から来た4人家族

店頭では皆さん、購入したばかりの熱々たい焼きを実食中。こちらは中国から来日中のご家族。ネットで評判のたい焼きを試したくて購入したら、子どもが気に入ってほとんど食べちゃった、とお父さんが苦笑いしていました。irorio

自慢の2大看板

ちなみに鳴門鯛焼本舗では「十勝産あずき」と並ぶ2大看板「鳴門金時いも」も人気です。irorioさつま芋のなかでも最高峰の鳴門金時芋を贅沢に使用した「鳴門金時いも」は、ねっとり芳醇な舌触りと甘味がパリッと香ばしい皮と合わさって、たい焼きの新たな魅力を再発見できる組み合わせです。irorio「たい焼きは日本が誇るソウルフード!」日本を訪れた外国人の皆さんに、たい焼きの素晴らしさに改めて気付かせてもらったこの日。たい焼きブームがさらに世界に広がっていくことを、筆者は確信しました。天然たいやき 鳴門鯛焼本舗 浅草新仲見世店住所:東京都台東区浅草1-28-1電話番号:03-5830-7668営業時間:朝10時~夜10時https://www.taiyaki.co.jp/

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