HOMEライフスタイル 今さら聞けない!生活水準の目安「エンゲル係数」って?

今さら聞けない!生活水準の目安「エンゲル係数」って?

nishihara

2014/03/26(最終更新日:2014/03/25)


このエントリーをはてなブックマークに追加

shutterstock

本日3月36日はドイツの統計学者エルンスト・エンゲルが生まれた日だ。エンゲルは、一般的にはエンゲル係数の生みの親として知られている。

エンゲル係数とは、簡単に言えば「家計の消費支出に占める飲食費の割合」のこと。

生きていく以上、飲食費は容易には節約できないので、この値が高ければ高いほど娯楽費や被服費といった飲食費以外の支出が少ない=生活レベルが厳しいということになる。

日本のエンゲル係数は平均23.6%

総務省が2月18日に発表した2013年の「家計調査」によれば、日本の総世帯の1か月の平均消費支出は25万1576円。対して飲食費の平均支出は5万9375円。

つまり2013年の日本の総世帯のエンゲル係数は平均23.6%ということになる。自分たちの家庭の食費が高すぎないかどうか気になる人は、この値より多いか少ないかを目安にするといいだろう。

ただし、エンゲル係数も万能ではない。食品価格や食生活が異なる国や地域もあるため、一概にエンゲル係数の高低だけで生活レベルをランクづけることはできないのだ。

実際、日本国内だけでも地域によってエンゲル係数には差がある。前出の2013年の「家計調査」によれば、四国地方は最もエンゲル係数が低く21.4%だ。

反対に近畿地方は最もエンゲル係数が高く24.5%、次いで沖縄の24.4%となっている。

円安進行でエンゲル係数が大幅上昇の可能性も

ちなみにここ数年の日本のエンゲル係数は、わずかずつであるが上昇する傾向にある。

エンゲル係数は戦後、ほぼ右肩下がりに減り続け、2005年には22.9%を記録したが、そこから2006年には23.2%、2010年には23.4%と上昇傾向に。そして今回の23.6%だ。

無論、エンゲル係数30%台が当たり前だった1960年代~70年代に比べれば、依然として低い数値であることに変わりはない。

しかし今後、円安が進むことで海外からの食料品の輸入価格が高騰する恐れもある。そうなれば食料自給率の低い日本では飲食費への支出が増え、エンゲル係数が大きく上がる可能性も否定できない。

自宅の家計を気にしたことがない人も、たまには家計簿をつけて、エンゲル係数を調べてみてはいかがだろうか?[netarika href="self"]「IRORIO」でこの記事の完全版を読む[/netarika]


hatenaはてブ