HOMEライフスタイル 歴史ドクターが推測した「偉人の身長と体重」ありえない身長詐称が発覚!

歴史ドクターが推測した「偉人の身長と体重」ありえない身長詐称が発覚!

夏木りお

2016/05/06(最終更新日:2020/01/23)


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足成

5/5深夜放送のTBS「ゴロウ・デラックス」に、整形外科医で作家の篠田達明先生が登場。医師の観点から歴史を検証する篠田先生が、歴史上の人物の意外な“体型”について解説した。

医師の観点で歴史を紐解く“レキドク”

御年78歳で現役の整形外科医として活躍する篠田先生は、歴史上の人物を遺品や古文書から診察する歴史のドクター“レキドク”でもあるという。医師の傍ら、『偉人たちのカルテ』『モナ・リザは高脂血症だった』などの、“レキドク”本を出版。さらに、『法王庁の避妊法』など医療をテーマにした歴史小説を執筆し、5回も直木賞候補になっているというからスゴイ。

 身近に感じる?偉人の意外な病歴

篠田先生によると、室町幕府3代将軍・足利義満の死因は「流行性感冒」で、今でいう“インフルエンザ”。また、「水戸黄門」で知られる水戸光圀公は、かなりの酒豪で末期の肝硬変を患っていたと考えられるそうだ。

歴史上の人物の身長・体重が判明!?

篠田先生は、著書『日本史・有名人の身体測定』のなかで、歴史書・古文書の記述に加え、遺品の着物などを元に歴史上の人物の身長を推測。さらに、年齢や写真などから肥満指数(BMI)を推測し体重を割り出している。それによると偉人たちの身長と体重は、織田信長 170cm 61kg坂本龍馬 169cm 66kg福沢諭吉 173cm 69kg聖徳太子 180cm 78kg源義経  147cm 47.5kg西郷隆盛 180cm 110kg

徳川歴代将軍の身長は正確に残っている!?

また、徳川家康の身長は159cmだったという。篠田先生によると、当時は「将軍が亡くなると身長を測って、位牌を作って大樹寺(愛知県岡崎市)に奉納していた」そうで、大樹寺に残された位牌は、徳川家・歴代将軍の身長と同じ長さと言われているため、かなり正確な数字までわかるそう。さらに家康は、恰幅の良い肖像画からBMIを「27くらい」と推定。そこから割り出すと「体重は70kgくらい」なのだとか。

豊臣秀吉、身長詐称が発覚!

教科書などで目にする「太閤・豊臣秀吉」の肖像画。そこから推測される身長は182cm、体重79kgという“モデル体型”。しかし、実際は「140cmだった」と、篠田先生はバッサリ。先生によると、戦国時代のオランダ商人・ティチングの著書『日本風俗図説』には、秀吉の身長について「約50インチ」と記述があるそうで、50インチ=127cmなのだという。ただ、127cmとなると「低身長症と思われる」が、「秀吉が低身長症だったという記録はない」ことから、篠田先生は少し大きめの「140cmくらいではないか」と推測したという。

身長40cmもサバ読みした理由とは?

「なぜ、40cmも大きく描かせたんでしょう?」というMC稲垣吾郎の疑問に対し、篠田先生は「秀吉にはいろいろコンプレックスがあったと思う。太閤になると、画家に命令して非常に立派な肖像画を描かせたのではないか」と、語った。40cmという、今ではありえない身長詐称を行った秀吉だが「豊臣秀吉=小柄」というイメージは割と定着しているので、無駄な抵抗だったように思える。篠田先生は、歴史上の人物の他に、名画に登場する人物も“診察”しており、今後は、バッハやメンデルスゾーンなどの音楽家についても「診察したい」と、楽しそうに語った。

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