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白くない「透きとおった甘酒」に大反響!ワイン・梅酒割もOK、老舗ハナマルキに開発経緯を聞く

長澤まき

2019/12/15(最終更新日:2019/12/13)


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提供:ハナマルキ

白く濁っていない「透き通った甘酒」について、老舗味噌・醸造製品メーカー「ハナマルキ」(本社・長野県伊那市)に取材した。

透明で粒感のない、すっきりした甘酒

1918年(大正7年)創業のハナマルキが今年3月に発売した、「透きとおった甘酒」が注目を集めている。甘酒というと白く濁った色や粒を感じる飲みごたえが思い浮かぶが、同商品は粒感やトロッとした食感のない、すっきりとした味わいが特徴。米こうじ甘酒を丁寧に絞った、透きとおった黄金色の甘酒だ。
提供:ハナマルキ

提供:ハナマルキ

提供:ハナマルキ

提供:ハナマルキ

おもてなしセレクション金賞を受賞

今年3月に首都圏を中心に販売を開始したところ好評で、販売エリア外に住む人からも問い合わせが寄せられたため、4月より同社公式通販でも販売を開始。12月には日本の優れた商品・サービスを発掘・認定し、国内外に発信するプログラム「OMOTENASHI Selection(おもてなしセレクション)2019」にて金賞を受賞した。
提供:ハナマルキ

提供:ハナマルキ

「もっと多くの人に楽しんでほしい」と開発

なぜ、透明な甘酒を作ったのか? マーケティング部広報宣伝室に話を聞いた。-----透きとおった甘酒を発案した経緯は?
当社の生活者調査では、普段から甘酒を飲む方の中にも、甘酒特有の粒感やトロっとした食感が苦手という方がいらっしゃることが分かりました。また、甘酒を飲まない方から「粒感の無い甘酒があれば飲んでみたい」という声を多くいただきました。そこで、米こうじ甘酒を透明化することでもっと多くの方に甘酒を楽しんで頂けるのではないかと考え、「透きとおった甘酒」を開発しました。
同社は2012年には塩こうじを液体化した「液体塩こうじ」を発売。粒々の塩こうじを液体化することで、塩こうじの汎用性アップに成功した。
透きとおった甘酒は他の飲料やお料理との相性も良いので、単体でお楽しみいただくたけでなく、液体塩こうじのように今後も様々な活用方法をご提案してまいります。
提供:ハナマルキ/液体塩こうじ

提供:ハナマルキ/液体塩こうじ

テスト販売したところ大反響・完売

-----発案から開発までの道のりを教えてください。
「透きとおった甘酒」は、当社の「液体塩こうじ」からヒントを得て開発をしました。まずは、テストマーケティングとして、2017年から2018年にかけて当社の通販限定で計3回販売を行いました。この限定販売では非常に大きな反響をいただき完売。その結果を受け、現在販売している125ミリリットルの市販商品の開発に着手しました。市販商品の開発にあたっては、一般の方にも飲んでいただきやすいようすっきりとした甘さを目指し、お客様の声などを頂きながら、最も評価の高かった味を採用。2019年3月に発売しました。
-----同商品について、どのような反響がありますか?
「見た目がきれい。味はしっかり甘酒で、氷で割るとよりスッキリと飲める。」「透明で他の飲料と割りやすいのが良い。」「甘酒のドロドロした食感が苦手だったが、これなら飲みやすい。」といったお声を頂いています。
提供:ハナマルキ

提供:ハナマルキ

他の飲料と合わせたり、料理でも活躍

-----特にお勧めの飲み方・使い方は?
無調整豆乳と1:1で割って頂くと、こうじの甘みがプラスされて飲みやすくなるのでおすすめです。また、ミントや炭酸水を加えてモヒート風にして頂いたり、ワインや梅酒などお酒と割って頂いても美味しいです。
提供:ハナマルキ

提供:ハナマルキ

提供:ハナマルキ

提供:ハナマルキ

また、粒がないのでお料理にもおすすめです。鶏の照り焼きや卵焼きでぜひ試してみてください。
提供:ハナマルキ

提供:ハナマルキ

提供:ハナマルキ

提供:ハナマルキ

-----同商品に込める思いと今後のビジョンをお聞かせください。
当社は、日本人が大切にしてきた麹文化を次世代に繋いでいくために、塩こうじや甘酒を現代のライフスタイルに合わせて進化させてきました。「透きとおった甘酒」という商品を通して、甘酒のこれまでにない新しい楽しみ方を提案していきたいと思います。また、すっきりと飲みやすくしたことで、今後は国内だけでなく国外の方にも日本伝統の飲料を飲んでいただくきっかけとなればと考えております。

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