HOME特集 自販機で買える“麻婆スープ”が話題に。永谷園「大手が作らないような商品を作っていきたい」

自販機で買える“麻婆スープ”が話題に。永谷園「大手が作らないような商品を作っていきたい」

長澤まき

2019/12/12(最終更新日:2019/12/11)


このエントリーをはてなブックマークに追加

出典元:永谷園ホールディングスプレスリリース

自動販売機で買える「旨辛 麻婆スープ」について、永谷園に取材した。

自販機で買える「麻婆スープ」が話題

永谷園が12月3日に発売した、自動販売機で買える具入りのピリ辛スープ「旨辛 麻婆スープ」がネット上で話題になっている。甜麺醤やオイスターソースのコク、豆板醤の辛さの中に、豆乳でまろやかさを加えた、大豆そぼろ入りの缶スープ。JR東日本ウォータービジネスが運営するオリジナル飲料ブランドacure made(アキュアメイド)と共同開発した商品で、JR東日本のエキナカを中心に自販機やオリジナル飲料を展開するacureの自販機にて数量限定で販売している。
出典元:永谷園ホールディングスプレスリリース

出典元:永谷園ホールディングスプレスリリース

斬新な缶スープに、ネット上には「この発想はなかった」「かなり斬新」「美味しそう」「暖まりそう」「挑戦的で好き」「超気になります」など、多くのコメントが寄せられている。

自販機市場に少ない、辛いスープに着目

同社によると、同商品は近年の自販機市場では、コーンスープやオニオンスープなどの洋風系メニューや、みそ汁やおしるこなどの和風系メニューはよく目にするが、中華系のメニューはあまりない点に着目して開発したという。商品企画部の栗原紘明さんに詳しい話を聞いた。-----数ある中華メニューの中から「麻婆」に着目した理由は?
昨年は「気仙沼産ふかひれ使用 ふかひれスープ」を発売し、ありそうでなかったメニューとしてSNSなどで話題になりました。そして今年、さらなる進化を考えた際に、辛いスープがあまりないこと、そして昨今の辛い物ブームも相まって気軽に美味しく飲める『本格的な辛いスープ』を企画しました。「麻婆」は、中華惣菜の市場の中でも大きなウェイトを占め、辛さもあり、老若男女誰もが好きなメニューということで、今回のメニューに選出しました。
-----担当者が麻婆好きなのですか?
私自身、「麻婆豆腐」「麻婆春雨」大好きです!麻婆豆腐専門店などにも行きますが、辛すぎるのはちょっと苦手です。
提供:永谷園

提供:永谷園/昨年発売した「ふかひれスープ」

飲みやすいよう缶にもこだわり

-----開発にあたってこだわった点は?
飲料で類似している商品がなかったので、味作りも一からのスタートでした。ベースの味をどうするのか、飲料として塩味や辛みをどの程度にするのか、麻婆スープに合う具材は何が良いのか…とにかく初めての事だらけでした。特に、具材の「大豆そぼろ」は食感も良く、「麻婆」のイメージにもマッチするので入れたいと思っていましたが、缶飲料での具材としての使用実績がなかったため、実現するまでに非常に苦労しました。また辛い物が好きな方にも、あまり得意でない方にも、どちらにもおいしいと感じていただけるよう、辛さの調節は試行錯誤の繰り返しでしたが、最終的に満足のいく旨辛い味付けにできたと思っています。
「旨辛 麻婆スープ」は、具が飲みやすいように「ジャンプ缶」という缶を使用しているという。-----ジャンプ缶とは?
ジャンプ缶は、飲料の固形物残り対策として開発された缶です。飲み口の下がくぼんでいて、通常の缶よりも具材が出やすくなっています。
出典元:永谷園ホールディングスプレスリリース

出典元:永谷園ホールディングスプレスリリース

おいしさ+楽しさを味わってもらえれば

-----「旨辛 麻婆スープ」のターゲット層や想定している飲用シーンは?
メインターゲット層は20~40代男性ですが、「麻婆」というなじみ深いメニューと「辛みがある」という特徴から女性にも手に取ってもらえたらうれしいです。飲用シーンは、夕夜間の小腹満たしはもちろん、寒いホームで飲んで体をポカポカ温めてもらえたらなと思います。そのまま飲む以外にも、ご自宅に持ち帰って色々な料理にアレンジするのも新しい楽しみ方の一つとしてオススメです。
出典元:永谷園ホールディングスプレスリリース

出典元:永谷園ホールディングスプレスリリース

-----最後に、「旨辛 麻婆スープ」に込める思いを教えてください。
永谷園の飲料は、大手飲料メーカーが作らないような「永谷園らしさ」「今までにない面白さ」「飲料としての新しさ」のある商品を作っていきたいです。その中で、おいしさはもちろんのこと、お客様に「楽しさ」を味わってもらえたらうれしいです。今回の「麻婆スープ」も「飲料なのに辛いって何??」「意外と幅広く料理のアレンジに使えるかも!」など、今までの飲料+αを楽しんでいただければと思っています。また、昨年に引き続き「気仙沼産ふかひれ使用 ふかひれスープ」も発売しておりますので、辛いのが苦手な方や贅沢な味わいが楽しみたい方はそちらもぜひ試してみてくださいね!どちらもJR東日本の駅構内に設置されているアキュアの自販機、またはアキュアの通信販売でのみお買い求めいただけますので、この冬はさまざまなスープをお楽しみください。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード