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処方箋なしで医薬品が買える「零売薬局チェーン」が誕生、全国展開で医療費削減を目指す

長澤まき

2019/08/30(最終更新日:2019/08/30)


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出典元:SD Cプレスリリース

SD C(東京都港区赤坂)は、処方箋なしで医薬品が買える零売薬局「セルフケア薬局 雷門店」を8月31日にオープンすると発表した。これにより、同薬局は日本初となる零売薬局チェーン店の展開を実現するという。

薬剤師のカウンセリングで販売

零売薬局とは、病院などで使用される医療用医薬品約1万5000種類のうち、処方箋なしでの販売が認められた医薬品約7300種類を、薬剤師のカウンセリングのもと販売する薬局。同社によると、「零売」という医薬品の販売方法は以前より制度としては存在していたが、管理の煩雑さや副作用発生時の責任の所在などの問題があり、一般的な薬局では行われておらず、利用者にも認知されていなかったそうだ。
出典元:SD Cプレスリリース

出典元:SD Cプレスリリース

3年前から実証実験しノウハウを蓄積

同社は2016年より実証実験を開始。東京23区で初となる零売薬局「池袋セルフメディケーション」(現:セルフケア薬局 池袋店)を開局し、管理のシステム化や薬剤師の教育、マニュアルの構築、管轄保健所と協議などにより、前述問題を解決して医薬品販売を可能にした。これまでの利用者数は延べ8000人を超えているという。
出典元:SD Cプレスリリース

出典元:SD Cプレスリリース

医療費削減&利便性向上へ

近年、医療財政の悪化が社会問題となっている。2016年度のデータでは、市販薬のある医療用医薬品の処方が5469億円分にのぼったという。同社は零売薬局チェーンを全国展開することで、この金額以上の医療費削減を目指す。利用者にとっても、やむを得ず病院を受診できない際の新たな医薬品購入の選択肢として、健康増進や利便性向上を目指し、薬剤師と相談しながらセルフメディケーションが行える社会を創造していくとしている。2店舗目となる「セルフケア薬局 雷門店」のオープンを皮切りに、3年以内に都内で100店舗以上のチェーン展開、そして同薬局の全国チェーン展開を目指す。【セルフケア薬局 雷門店】・所在地:東京都台東区雷門1-9-2 山口ビル1階・定休日:月曜、火曜、祝日・営業時間:11:00~13:00、14:00~20:00・電話番号:03-3842-1093【セルフケア薬局 池袋店】・所在地:東京都豊島区東池袋1-45-5 A-1ビル103・定休日:月曜、火曜、祝日・営業時間:11:00~13:00、14:00~20:00・電話番号:03-4571-0956

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