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現代の若者、新製品に飛びつかず―「失敗したくない」意識強く、7割が周囲を見て判断

長澤まき

2019/07/09(最終更新日:2019/07/09)


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イメージ画像/fotolia

最近の若者は、新商品をすぐに手に取らない「様子見フォロワー」が多数派という調査結果が発表された。流行に敏感なイメージの強い若者だが、現在は新しいものにすぐに飛びつかず、自分にとって良い物を見極める本物志向の時代に変化しているという。

若年層の7割が「周りの評価を見てから買う」

キリンビールは7月9日、全国1万人を対象に消費行動に関するアンケート調査を行ったところ、若年層の多くは新商品をすぐに手に取らず、新しいものよりも失敗のない良い物を探し、気に入れば繰り返し購入するという消費トレンドを発見したと発表した。20~30代の若年層に、ここ1~2年での買い物意識等についての変化を尋ねたところ、「新しい商品を見て飛びつくよりも、周りの評価をよく見てから買うようになった」という問いに、7割を超える若年層がそう思う・ややそう思うと回答した。新商品や話題の商品について、半数超の若年層が「新商品だからと手に取ることが少なくなってきた」と答えたという。
出典元:本麒麟PR事務局プレスリリース

出典元:本麒麟PR事務局プレスリリース

安くても失敗したくない

新商品離れとも言える、この変化の理由はどこにあるのか?アンケートでは、「安く手に入れられる商品だからといって失敗したくない」と答えた若年層の割合が8割超にのぼった。この結果は40代以上の中高年層でも同様だとして、同社は安価なものでさえも失敗しないよう良い物をしっかり選ぶことが現在の消費のトレンドだと分析している。
出典元:本麒麟PR事務局プレスリリース

出典元:本麒麟PR事務局プレスリリース

身近な人を参考に、気に入ったらリピーター

では、若年層は購入する商品をどのように選んでいるのか?商品購入のきっかけを尋ねたところ、4割以上の若年層が家族や親せきの購買行動の影響を受けていることが分かったという。この傾向は若年層ほど高く、「友達が使っていたり食べたり飲んだりしているのを見て初めて手に取る」という質問に、20代の半数以上がそう思う・ややそう思うと答えた。
出典元:本麒麟PR事務局プレスリリース

出典元:本麒麟PR事務局プレスリリース

新商品の購入に腰の重い若年層だが、アンケートではリピーターになる傾向が強いことも判明した。「一度良いと思ったものは繰り返し使う」と答えた割合が8割以上にのぼったという。この調査は、キリンビールが発売2年目の同社の「本麒麟」が今年4月に過去最高売上を更新するなど売上が好調な背景を分析するマーケティング調査の一環で行った。購入データでは、本麒麟の購入者の増加率が最も高いのは20代という結果が出ているそうだ。同社は、「本物志向」というトレンドに本麒麟が合っており、これまで様子を見ていた若年層の飲用者の増加が売り上げを後押ししていると分析している。

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