
提供:沼津港深海水族館/孵化したメンダコの赤ちゃん
全長1センチ程、半透明
メンダコは、足の半分以上を大きな膜で覆われた、まるでパラシュートのような形のタコ。深海のアイドルとも言われている。吸盤が1列しかなく、スミも持っていないそうだ。同館は、2018年9月に産卵されたメンダコの卵を情報がない状況下で、水温や水流などを調節して大切に育て、産卵から約8カ月経った5月5日に孵化を確認。生まれた赤ちゃんは今年5月5日時点で、全長約1センチほどで体は半透明。バックヤードの水槽内でじっとしており、時おり大きな耳(ヒレ)を動かす様子が観察できるそうだ。
提供:沼津港深海水族館/孵化したメンダコの赤ちゃん
赤ちゃんは非公開、卵と成体は展示中
孵化したメンダコの赤ちゃんはバックヤードの水槽で経過観察しており、現在一般公開はしていない。館内では2019年5月9日現在、メンダコの孵化する前の卵とメンダコの成体の展示が行われている。こちらも大変貴重な展示だという。(※メンダコの成体の展示は季節等の状況に応じて行われる。展示状況は、同水族館ホームページ「メンダコ情報」にて案内)
提供:沼津港深海水族館/メンダコの卵

提供:沼津港深海水族館/メンダコの成体
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